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病害情報

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文章執筆:植松清次 写真提供:米山伸吾(SY)



 葉や萼、茎に発生する。病斑は丸〜楕円形で、中央がやや白っぽく、周辺が紫色に濃く縁取られる。条件が整うと中央部にビロード状の黒い分生胞子が多数形成される。一見したところでは、黒点病という名前から想像される病徴ではなく、やや白っぽい斑点症状を呈する。
 非常に怖い病害で、施設栽培でしばしば問題となるが、多くの圃場でいっぺんに発生することはほとんどない。しかし、出始めると、瞬時に圃場全体に広まるので、注意を要する病害である。





 病原菌は、クラドスポリウム エキニュラータム(Chladosporium echinulatum)という不完全菌類に属する糸状菌(かび)で、以前はヘテロスポリウム(Heterosporium)属菌に分類されていた。分生子柄上に分生子を多数形成する。分生子は2〜5個の隔壁があり、大きさ30〜50×10〜15μmである。
 被害株残渣の中で菌糸塊を形成し、伝染源となる。病斑上に形成された分生子が雨滴や頭上潅水、風などにより圃場全体に広がる。





 発病した圃場から、挿穂は絶対に採らない。
 登録防除薬剤はない。



データ作成年月日:2006/04/01

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 病害の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。
写真1(SY)