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病害情報

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文章執筆:米山伸吾 写真提供:米山伸吾(SY) ・西村十郎(JN)



 仮植時に感染した苗で、定植後の茎や分枝した茎に橙色または桃色のかびが見られる。部分的に外側から内側に腐敗し始めるが、やがては茎の内部全体が腐敗してその茎のみが枯れる。地際の茎が侵されるとその株は枯れる。




 病原菌は、フザリウム アベナセウム(Fusarium avenaceum)、フザリウム トリシンクタム(Fusarium tricinctum)という不完全菌に属する糸状菌(かび)とジベレラ ゼアエ(Gibberella zeae)という子のう菌に属する3種の糸状菌である。いずれも被害残渣とともに土中で越冬して、翌年の第一次伝染源になる。そして発病部分に生じたかびから分生子が飛散して第二次伝染する。ジベレラ菌はムギ類の赤カビ病菌なので、ムギにこの病気が発生しているとそこから分生子が飛散して発病する。これらは20℃前後の気温で発病しやすい。ハウスでは、空気湿度が多湿であったり、チッソ質肥料の多施用は発病を助長する。





 耕種的防除法は、(1)発病株は病斑部を摘除して焼却する。(2)温室やハウスの周りのムギに赤カビ病が発生していれば、そこからの伝染に注意する。(3)チッソ質肥料などの施肥は適正に行う。


薬剤防除:登録防除薬剤について

データ作成年月日:2006/04/01

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 病害の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。
写真1(SY)


写真(JN)