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病害情報

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文章執筆:堀江博道 写真提供:堀江博道(HH)



 傷んだ葉や老化した花弁が最初に発病しやすい。罹病した花がらが葉に落下したり、病患部が健全な葉や茎に接触すると、その周囲から水に濡らしたような病斑が広がり、腐敗する。地際の茎が発病すると株全体が枯れる。
 病患部には粉のようなかび(病原菌の胞子)が大量に発生するため、淡褐色〜灰色に見える。





 病原菌はボトリチス シネレア(Botrytis cinerea)と呼ばれる不完全菌に属する糸状菌(かび)で、トマトやイチゴなどの野菜をはじめ、各種の花に灰色かび病を起こす。
 胞子は震動や風により空中を飛散する。本菌は周辺のほかの植物や有機物などの中で生存して、伝染源となる。
 降雨や高湿度条件が続くと発病、蔓延しやすい。





 施設栽培では潅水過多に注意し、換気を適正に行う。露地での育苗では、降雨が続く時期には雨よけをする。
 罹病茎葉や花がらは取り除き、施設外に搬出して処分する。
 植栽では過度の密植をしない。
薬剤耐性菌が発生しやすいので、同一系統の薬剤の連用は避ける。なお、水和剤は汚れがつきやすいので出荷前には使用しない方がよい。



薬剤防除:登録防除薬剤について

データ作成年月日:2006/04/01

▼▼▼ ご注意 ▼▼▼
 文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無をご確認ください。
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 農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。
 本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。
 病害の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。
写真1(HH)


写真2(HH)