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病害情報

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文章執筆:米山伸吾 写真提供:米山伸吾(SY) ・西村十郎(JN)



 感染した苗では芯葉が黄〜白色になって立枯れ状になる。根の一部が褐色から黒変し、激しく侵されると生育が遅れる。日中はしおれて夜間に回復する症状を繰り返すが、やがてしおれても回復しなくなるとともに生育が悪くなり、細根が腐敗して消失する。




 病原菌は、ティエラビオプシス バシコラ(Thielaviopsis basicola)という不完全菌に属する糸状菌(かび)である。本菌は被害株の残渣とともに土中で越年し、翌年苗が植え付けられるとその根に感染する。ほとんどが苗床で感染、発病し、潅水によっても伝搬される。発病は20〜26℃が適温で、最高35℃、最低は8℃であるが、15℃以下26℃以上では発病が抑制される。土壌水分は70%以上が好適条件である。





 耕種的防除法は、(1)育苗床の土は蒸気消毒するか健全な土を用いる。(2)水媒伝染するので、育苗箱などには水が溜まらないように排水に留意する。(3)ポリ鉢や育苗床に発病した株の根が付着していると次年度に発病するので、十分に洗浄する。蒸気消毒するかポリエチレンフィルムで被覆して、登録薬剤でくん蒸する。


データ作成年月日:2006/04/01

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 病害の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。
写真1(SY)


写真2(JN)