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病害情報

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文章執筆:植松清次 写真提供:西村十郎(JN) ウイルス病校閲:亀谷満朗



初めは葉が少し縮れ、淡黄色のモザイクと葉脈がやや透けて見える症状(葉脈透化)が現れる。この段階での生育は比較的良好で、花だちも若干劣る程度である。しかし、下葉に黄色や褐色の小斑点(えそ斑)を生じるようになると、生育が悪くなる。9月〜10月定植の露地栽培では、9月下旬〜11月中旬にかけて感染しやすい。発病は10月〜4月まで見られる。




病原は、カブモザイクウイルス(Turnip mosaic virus TuMV)。
TuMVは、ダイコンやハクサイ、カブなどアブラナ科野菜のモザイク病を引き起こすウイルスとして知られる。寄主範囲が広く、アブラナ科、キク科、ナス科などの植物に感染し増殖する。
伝染は有翅のアブラムシにより行われる。アブラムシが感染あるいは発病した植物体の汁液を吸って保毒した後、健全株に飛来して吸汁するとウイルスが伝染する。一度感染すると、ウイルスは植物体内で増殖する。種子伝染や土壌伝染はしない。





(1)育苗中も本圃に定植後も、寒冷紗で被覆して、本病を媒介するアブラムシの侵入を防ぐ。アブラムシは黄色を好んで飛来するので、圃場には黄色の資材や肥料袋などを置かない。
(2)本圃ではシルバーテープを全面に張ったり、シルバーストライプマルチングをするのもよい。
(3)アブラムシの発生を防ぐため、定植時には登録薬剤を植え穴に施用する。また、アブラムシの発生に気づき次第、即座に防除する。
(4)発病株は抜き取る。
モザイク病には登録防除薬剤はない。



ウイルス病媒介昆虫登録防除薬剤について

データ作成年月日:2007/03/01

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 文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無をご確認ください。
農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。
農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。
本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。
病害の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。
写真1(JN)


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