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病害情報

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文章執筆:植松清次 写真提供:西村十郎(JN)



 宿根性の品種では、重要な病害となっている。病斑は葉や花茎および花に発生する。初め褐色の小斑点を多数生じ、病斑は次第に拡大して直径5〜8mmの円形または不整楕円形となり、病斑状には小黒点状の分生胞子および分生子層を生じる。病斑の周囲および下葉から黄化し、葉は次第に褐変して枯死する。株全体が枯死する場合も多い。




 病原菌は子のう菌類であるが、不完全世代はコレトトリクム グレオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides 完全世代はGlomerella cingulata)のグループに属する種で、多くの植物に対して病原性を有するようである。生育温度は5〜35℃、最適温度は25℃である。
 被害植物残渣とともに子のう殻中に形成された子のう胞子の状態で病原菌が土壌中に残存し、次作の伝染源になる。露地では降雨により土壌から子のう胞子が葉などに跳ね上がり、感染するものと思われる。施設でも潅水の跳ね上がりや天井からの露滴などによって感染し、発病する。夏〜秋に発生が多く見られる。





 (1)被害葉は摘除し、圃場の衛生に努める。また、被害植物残渣はていねいに集めて焼却する。(2)露地では雨よけによる効果が高い。また、施設では潅水などの跳ね上がりに注意する。


薬剤防除:登録防除薬剤について

データ作成年月日:2007/03/01

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 本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。
 病害の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。
写真1(JN)