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病害情報

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文章執筆:亀谷満朗 写真提供:米山伸吾(SY) ・西村十郎(JN)



 感染したウイルスの種類(下記)によって、さまざまな症状が見られる。CMVとBBWVによる場合、葉に明瞭な緑色濃淡モザイクを生じ、茎に軽いえそ斑を生じる。TuMVによる場合は、葉にモザイクを生じるとともに奇形を生じ、株も萎縮する。花がつかないこともある。CYVVによる場合は、葉にモザイクやえそ斑を生じる。




 キュウリモザイクウイルス(Cucumber mosaic virus CMV)、ソラマメウイルトウイルス(Broad bean wilt virus BBWV)、カブモザイクウイルス (Turnip mosaic virus TuMV)、およびクローバ葉脈黄化ウイルス(Clover yellow vein virus CYVV)によって発病する。CMVとBBWVは多くの植物に、TuMVはアブラナ科植物を中心に、CYVVは主にマメ科植物に感染し、いずれも汁液伝染するほか、アブラムシにより媒介される。





 耕種的防除法は、(1)花茎を切る時は健全な株から始め、発病株は最後にするか、除去する。(2)本病を媒介するアブラムシの飛来を防止するため、周りをシルバーテープで囲うか、シルバーストライプマルチを敷く。ただし、この方法は生育が進むと飛来防止効果が低下する。(3)寒冷紗で被覆してアブラムシの寄生を防ぐ。(4)アブラムシの飛来の多い植物の近くでは栽培しない。(5)激発した被害株は抜き取り、焼却する。
 農薬による防除法としては、殺虫剤を散布してアブラムシを駆除する。なお、本病に対する登録農薬はない。



ウイルス病媒介昆虫登録防除薬剤について

データ作成年月日:2007/09/30

▼▼▼ ご注意 ▼▼▼
 文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無をご確認ください。
 農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。
 農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。
 本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。
 病害の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。
写真1(SY)


写真2(JN)


写真3(SY)