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園芸分類: |
春播き一年草 |
植物分類: |
シソ科 アキノタムラソウ属 |
和名、別名: |
緋衣草(ヒゴロモソウ) |
原産地: |
南米 |
利用方法: |
花壇、鉢植え、プランター |
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●サルビアのプロフィール
サルビアはラテン語で 健康 の意味で、薬用になる種があるからつけられたようです。
本来は低木性の宿根草であり、原産地ブラジルでは越冬し宿根しますが、寒さに弱いため園芸上は春播き1年草として取り扱われています。種子の発芽は2年目ぐらいには極端に悪くなるので、新しいよいタネを入手することが大切です。
●夏から秋にかけての花壇を彩る夏の切花に向く代表的な草花
緋赤の衣をまとった貴婦人 サルビアにはそんなイメージがピッタリです。日本では俳句の歳時記に夏の季語として登場するほどなじみ深く、一般的には夏から秋にかけて花壇を彩る草花として親しまれています。最近では、日長感応が中性の品種が登場したことで、春先にも鮮やかな緋赤色のサルビアを楽しむことができるようになってきました。
●種類が多いサルビアの仲間
一般に最もよく知られているスプレンデンス種は、花色が緋赤色のほかに濃紫色、鮭桃
色、白色と豊富で、さらに複色の品種もあり、変化に富んでいます。このほか、ブルー
の小花をつけるファリナセア種、野趣に富む草姿に鮮明な色合いの花をつけるコクシネア種などといった種子系の園芸種が知られています。近年話題のハーブの仲間であるセージは、オフィシナリス種と呼ばれています。
●育て方のポイント
温度が低いと発芽不良や発芽のばらつきの原因となるので、あまり急がず暖かくなってから播くほうが 失敗がありません。乾燥には比較的弱く、極端に乾燥すると花がぽろぽろと落ちてしまいます。気温の高い時期でもあり乾きやすいので、潅水には十分注意してください。非常に花期が長く、存分に花を楽しめますが、盛夏には花付きが悪くなり株が弱ってくるので、刈り込みを行い追肥を与えておきます。気温の日較差の大きい秋のサルビアの花色は 妖艶なまでに美しく この花の奥深さを感じさせてくれます。
●白と緋赤のツートンカラーがユニーク! タキイ育成 サルビア トーチライト
白いがくと鮮明な赤色の唇弁とのコントラストが美しい、従来にはない花色です。色どりが面白く、従来品種と組み合わせて使用すると、大変人目を引きます。がくが白いので、他の白花品種同様に強い日照下では日焼けを生じやすいので注意が必要です。 |
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