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アクアシリーズ
早春出荷で威力を発揮する!
◆種子:1mL(約1,200〜3,600粒)
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●早生
在来種よりも7〜10日程度開花が早いので、従来品種に先駆けての早春出荷が可能であり、有利な出荷体系を組むことができます。適温下では、播種後65〜75日で開花が始まります。
●コンパクト
従来種より、コンパクトにまとまります。開花始めの草丈は10p程度で、株がボール状に小さくまとまります。この特長は、早春出荷の作型で顕著です。
●秋出荷が可能
従来種より開花が早い点と、低温期でも生育が進む点を生かして、アクアシリーズは秋出荷も可能です(ただし高温に弱いので、高冷地、準高冷地向き)。
●無加温栽培が可能で経済的
比較的低温に強く無加温栽培が可能(0〜5℃程度)ですから、暖房の経費がかからず経済的です。

●作型
早春出荷:10〜11月播種→3月出荷(平坦地、暖地向き)。
秋出荷:8月播種→10〜11月出荷(高冷地、準高冷地向き)。
※秋出荷の場合、育苗時が高温期になるため徒長しやすいので十分に換気を図ります。
●播種
種子は微細です(下表)。播種は406穴トレイに複粒まきとし、覆土は行いません(好光性種子)。発芽適温は20℃前後で、10〜14日程度で発芽します。
●鉢上げ
本葉が2〜3枚になったら複本数のまま目的のポットに上げます。幼苗初期はやや生育が遅いので過湿にならないように十分注意し、株が張ってきたら徒長させないように必要に応じて株間を広げます。
用土は湿度を保持しつつ、通気性のある用土が最適(例:赤土2、堆肥1、腐葉土1)で、pHは5.5〜6.5が適当です。
●栽培管理
12cm角の6条植えを基準とし、ノーピンチ栽培とします。
露地栽培では、連作地は避けて輪作体系(5〜6年)を組み、施設栽培では連作地は必ず土壌消毒を行います。土壌pHが低いと生育が悪くなり病害も多くなるので、pH6〜7の範囲に調整します。
●栽培管理
様子を見ながら、800倍程度の液肥を10日に1回程度与えます。
極端な過湿状態では立枯病が発生しやすく、また、スリップスやオンシツコナジラミなども発生することがあるので注意します。
●出荷
株上部の花が開き始めてきたころ(30〜40%程度)が出荷の目安です。1トレイに単色、あるいは列ごとに配色を考えて出荷します。ラベル出荷の場合は、株がポットの縁まで生育した頃が目安となります。
品種特性
品種名 |
花色 |
1mL種子粒数 |
ブルー
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青色 |
約3,100粒 |
ラベンダー
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藤色 |
約2,200粒 |
ブルーアイ |
青に白目入り |
約3,600粒 |
スカイブルー |
明青色 |
約3,400粒 |
ホワイト |
白色。5%程度青系が出る。 |
約1,200粒 |

※適期表はその地域の栽培の目安としてご利用ください。 |
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※時期によってはネット通販に取り扱いのない場合があります。
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