インフォメーション

2007.12.20
花前線、花の『病害情報』がグレードアップしました(病害情報が追加されました)
花の病害診断に、プロの方から家庭園芸まで皆様に分かりやすいと好評の花前線『病害情報』ページに、新たに93病害が加わり、全体で約300の病害が掲載されることになりました。今まで要望されていた「ストック」「チューリップ」の品目も追加され、ますます使いやすくなっています。
農薬データベースもさらに充実し、従来の殺菌剤に加えて、殺虫剤も検索できるようになりました。重要病害の一つで防除が難しいとされるウイルス病では、病気を媒介する昆虫について登録防除薬剤を調べることができます。 より一層、皆様のお役に立つものになりましたので、引き続きご利用ください。

◆ 花前線・病害情報について
主要な草花を網羅し、各病害を「症状」「発生の仕組み」「防ぎ方」に分けて、病害の画像つきで紹介しています。便利な機能として、病気への対処に有効な「登録防除農薬」を検索できるようになっており、使用可能な農薬を調べることができます。また、画像だけでは病徴が分かりにくい病害には、より具体的な症状をイラストでご覧いただけます。

花の「病害情報」はこちらから

新しい「ストック」の病害情報を一部紹介します。
ストック(アブラナ科)
斑紋病
 葉に葉緑の穏やかなモザイク状の濃淡や輪紋をともなう斑紋が現れ、生育がやや不良となる。
モザイク病
 葉に退緑ないし黄緑色のモザイク症状や縮葉を生じる。生育は衰え、花では、花形の乱れや退色(有色花)を生じる。
黒腐病
 茎の維管束が黒褐変。生育は遅れ、下葉が黄化し全身が萎凋、枯死する。葉縁に水浸状、橙黄色不定型斑点を生じる。