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2008.12.15
「第59回全日本野菜品種審査会(カボチャの部)」で、タキイ試交品種が1等特別賞と3等を受賞
平成20年9月9日、北海道立花野菜技術センターにおいて「第59回全日本野菜品種審査会(カボチャの部)」が開催されました。
この審査会で、タキイのカボチャ『No.16』が1等特別賞、『No.181』が3等を受賞しました。
播種は5月26日、72穴セルトレーで育苗。6月9日に定植し、露地において子ヅル2本仕立てで栽培されました。栽培期間を通じて気象条件は平年並みでおおむね順調な生育でしたが、着果期の7月中旬以降に雨が多かったことから、品種の着果性が明確に表れた審査会となりました。
審査の中で、『No.16』は着果が優れており、ツヤのある黒皮をもち果面がスムースで、ツル持ちのよさについても高く評価されました。『No.181』は濃緑皮の高粉質で肥大もよく、収穫物で高い評価を得ました。
No.16 収穫物 No.181 収穫物
No.16 No.181
『えびす』の持つ栽培安定性があり、玉肥大に優れる黒皮種。着果がよくツル持ちも安定する。
果面はスムースさでツヤがあり、果皮は色あせが遅い。
栽培しやすい濃緑皮の粉質系品種。今までの粉質種に比べて着果が安定し、果実肥大もよく収量性に優れる。