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2009.01.26
第54回全日本花卉品種審査会(ユーストマの部)で、『Eu−837』『Tu−561』が1等特別賞と2等を独占受賞
平成20年10月24日、山形県農業総合研究所センター農業生産技術試験場において第54回全日本花卉品種審査会(ユーストマの部)が開催されました。
この審査会で、タキイの『Eu−837』が1等特別賞、『Tu−561』が2等を受賞しました。
播種は4月24日、288穴のセルトレイで育苗、7月6日に4条植えで定植。7月中旬から8月上旬は気温が高めに推移し、一部の品種で葉先枯れが発生しました。当日、ほとんどの品種が開花期を迎え、品種の早晩性や花形、花径、花色、草姿などの特性が明確に発揮される生育状況下での審査会となりました。
審査の中で『Eu−837』は、純白の大輪八重で花弁数の多い花が頂天で見事に咲き揃っていました。八重の品種の中でも花の迫力、豪華さの点で高く評価されました。『Tu−561』は美しいアプリコット色の大輪八重で、草丈の伸長もよく優れた花色と草勢が強い点が評価されました。
<審査会の様子>  
「Eu−837」の草姿 「Tu−561」の草姿
Eu−837 Tu−561(パレオ アプリコット)
中生系の八重品種で、花は大輪で純白色。
高温期でも花弁の数が減りにくく花形が乱れない。
比較的頂天咲で、草姿の揃いがよい。
草丈の高さは中程度、葉の大きさはやや大きく茎は
太く硬い。
中晩生系の八重品種。
花は大輪で鮮やかなアプリコット色。
草勢が旺盛で、栽培しやすく草丈がよく伸長する。
季咲き栽培から抑制栽培まで栽培適期が長い。