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2010.02.23
人気のビオラに新シリーズが登場!花色豊富で株がコンパクトにまとまる
『F1フローラルパワー』、『F1フローラルパワースーパー』シリーズを新発売
タキイ種苗は、2010年の新品種として、ビオラ『F1フローラルパワー』、『F1フローラルパワースーパー』シリーズを新発売いたします。

タキイ種苗は1990年に世界初のビオラのF1品種を発表しました。その後、ビオラの重要性は高まり、パンジーと肩を並べるまでに市場が拡大しました。しかし、ヨーロッパにおいては、パンジー・ビオラの市場は日本とは異なり、パンジーが全体の出荷量の大半を占める状況が続き、早春出荷が中心のヨーロッパに向けたビオラの品種開発が課題となっていました。また、最近では、若い世代を中心にビオラが好まれるようになり、花型のかわいさや花色のバリーエーション等も求められてきています。

今回発表する『F1フロ−ラルパワ−』シリーズと『F1フロ−ラルパワ−ス−パ−』シリ−ズは、オランダのサヒン社が育成したシリ−ズです。2007年9月にタキイ種苗がサヒン社を買収し、国内販売を開始しました。『F1フロ−ラルパワ−』シリーズは極早生で開花が早く、シ−ズンを通して花数が多いシリ−ズです。丸弁の花型がかわいらしく、バイカラ−などはっきりした色合いをはじめ全13色と花色豊富で、株もコンパクトにまとまります。また、『F1フロ−ラルパワ−』シリーズより一回り大きくポットの見栄えが向上した、大輪ビオラの『F1フロ−ラルパワ−ス−パ−』シリ−ズは全11色あり、早生※1の多花性で生育も旺盛です。さらに、開花が早い上に開花期間も長いので、秋から春にかけて長期間かわいらしい花が楽しめます。
この2つのシリ−ズは、元々ヨ−ロッパの早春出荷向けに開発したものですが、秋咲き性もあるので日本の秋出荷の作型にも対応できます。

タキイ種苗では、今後も生産者や消費者のニ−ズを取り入れ、日本の秋出荷の作型にさらに適応したビオラのシリ−ズの拡充を図っていきたいと考えています。
『F1フローラルパワー
ホワイトローズウィング』
『F1フローラルパワースーパー
ソフトピンク』
◆ 『F1フローラルパワー』、『F1フローラルパワースーパー』シリーズの主な特長
8月中旬の播種で11月上旬に開花する極早生品種で、早播きせずに秋からの出荷が可能です。
株張りのよい草姿で早期出荷でも作りやすく、低温短日条件での開花も早いため年内出荷にも適応します。
かわいらしい丸弁の花型でバイカラ−をはじめ花色豊富で、株がコンパクトにまとまります。
開花が早く多花性で、長期間咲き続けます。
<作型表>
作型表


<価格>
品種名 量目 希望小売価格(税込み)
『F1フローラルパワー』
『F1フローラルパワースーパー』
小袋(約30粒) 315円
1,000粒 3,150円


<注釈説明>
※1 早生・・・相対的に播種(種まき)してから、開花までの日数。日数が短いものから極早生・早生・中早生・中生・中晩生・晩生という。
<参考情報>
■サヒン社について
2007年にタキイ種苗が買収したオランダのK.サヒン・ザーデン株式会社は1982年の創立以来、 草花育種会社として世界的に有名で、従来の品種にはなかったユニークで新規性を持った品種を 育成発表し、数多くの賞も受賞しています。サヒン社の主要育種品目はF1デルフィニウム、F1ヒマワリ、F1ビオラ、種子からの宿根草や花壇用の一年草です。タキイ種苗ではこれからもサヒン社の品種をはじめ、草花育種において世界に向けて販売の強化を図っていきます。
かわいらしい丸弁の花型で花色豊富! 開花が早く多花性で、長期間咲き続く!
『F1フローラルパワー
ホワイトパープルウィング』
『F1フローラルパワースーパー
レッド』