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2011.04.07
ペースシャトル・ディスカバリー号での「ビオラ・ミッション」に『宇宙ビオラ種子』として提供・協力したタキイ種苗・ビオラ種子『F1 ビビ クリアイエローインプ』が帰還
スペースシャトル・ディスカバリー号で12日間の宇宙滞在した『宇宙ビオラ種子』の一部を無償プレゼントにも協力
タキイ種苗が、宇宙利用を推進する株式会社ラグランジェ(本社:東京都台東区 代表取締役社長:佐伯秀子)に協力し、スペースシャトル・ディスカバリー号での「ビオラ・ミッション」※に使用する種子として提供したビオラ種子『F1 ビビ クリアイエローインプ』が12日間の宇宙滞在を経て2011年3月10日に帰還しました。

今回、スペースシャトル・ディスカバリー号での「ビオラ・ミッション」を行なった株式会社ラグランジェは、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」を利用する企画を行なっており、この趣旨に賛同してタキイ種苗では、鮮やかな黄色い花弁を持つパンジーの仲間である『F1 ビビ クリアイエローインプ』の種子を『宇宙ビオラ種子』として提供しました。
タキイ種苗は、創業175周年を迎えた種苗メーカーとして、宇宙に打ち上げられた種子が、研究や子供たちの学習などを通じて有効に活用されることを、このミッションの目的と位置付けています。

12日間の宇宙滞在を終えた『宇宙ビオラ種子』の一部は、株式会社ラグランジェと協力し、ユニークで楽しい利用方法を提案していただいた団体等に、無償でプレゼントします。また、教育および環境啓蒙活動、企業のCSR活動等への利用に関してご提案をいただいた場合も、共同で有効な利用を検討させていただく予定です。

※「ビオラ・ミッション」は2009年8月に宇宙に打ち上げられましたが、種子が帰還する際に行方不明となったため、再度行なわれたミッションです。
【ビオラ・ミッションの概要 http://www.lagrange2007.com/M_pansy.html
・打ち上げ日時 : 2011年2月25日(日本時間)
・打ち上げ機、ミッション番号 : スペースシャトル ディスカバリー号 STS-133ミッション
・帰還日 : 2011年3月10日(日本時間)
・宇宙滞在期間 : 12日と約19時間
「ビオラ・ミッション」ロゴ ビオラ「F1 ビビ クリアイエローインプ」
「ビオラ・ミッション」ロゴ ビオラ
「F1 ビビ クリアイエローインプ」
タキイ種苗と株式会社ラグランジェでは、このスペースシャトルに搭載されたビオラの種子(以下、『宇宙ビオラ種子』)の一部をユニークで楽しい利用方法を提案していただいた団体等に、下記の要領にて無償でプレゼントいたします。
また、無償プレゼントとは別に、教育および環境啓蒙活動、企業のCSR活動等への『宇宙ビオラ種子』の利用に関してご提案をいただいた場合、共同での利用を検討させていただきます。
【宇宙ビオラ種子 プレゼントに関する募集事項】
(1) プレゼント対象品:スペースシャトルに搭載された宇宙ビオラ種子50粒
(2) 対象団体:活動報告が可能なホームページを有する国内外の企業や団体(個人では受付けません)。下記要件を満たす5団体程度。
(3) 費用等:宇宙ビオラ種子は無償でプレゼントいたします。
(4) 募集期間:平成23年4月7日から4月30日まで。5月中旬、株式会社ラグランジェのホームページ上で公表いたします。必ず募集期間内にお申し込みください。
(5) 配布時期:5月下旬以降。
(6) 利用方法:研究目的、学校行事での利用、プレゼントとしての活用など宇宙ビオラ種子を利用したあらゆる企画。
(7) その他条件:受領した宇宙ビオラ種子を利用したイベント等の利用記録を、専用のホームページ上で報告できる団体(おおむね、月に1から2回程度の更新ができる団体)。および転売等の防止、2世種子取扱いに関する覚書に同意いただける団体。
(8) 申込方法:下記必要事項を明記のうえ必ずメールにてお申し込みください。
<1:団体名称および代表者名>
<2:所在地>
<3:連絡先:担当者名、メールアドレスおよび電話番号>
<4:具体的な利用方法>
<5:送付先【宇宙ビオラ種子希望】と明記しviola@lagrange2007.comまでメール送付ください>
(9) その他:共同利用に関するご提案も【共同利用】と明記のうえ同様に送付ください。
【タキイ種苗株式会社の会社概要 http://www.takii.co.jp
・草花や野菜の種や苗などを生産、供給する種苗メーカー(リーディングカンパニー)。創業は天保6年(1835年)で、昨年で創業175年。「食」と「農業」を守るために次々と新しい品種を開発している。現在まで育成した草花や野菜の品種は約2000品種。
【株式会社ラグランジェの会社概要 http://www.lagrange2007.com/
・ 国際宇宙ステーション、小型ロケットを利用したサービスの提供や調査。
・ 宇宙インフラを利用する 研究者や一般利用者等の利用に供する機材の開発や、それらの利用に関する企画運営。宇宙関連イベントの開催や開催支援