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2013.04.01
2013年も夏の暑さは平年以上(※)の見込み!?
今年こそ「緑のカーテン」でエコ夏にチャレンジ!
〜 熱を遮る力はなんと約80% ※「すだれ」で約40〜60% 〜
タキイ種苗からのご提案
貴方は愛でる派?それとも食べる派?色々な「緑のカーテン」を楽しんでみませんか!
タキイ種苗は、今年、平年以上の暑さ(※)が予想されるなか、昨今人気の「緑のカーテン」の効果について、改めてご紹介し、見ても食べても楽しい「緑のカーテン」で夏の暑さを乗り切ることをご提案します。

「緑のカーテン」は、2011年の震災後に節電に対する関心の高さを背景に日本国内で一躍ブームとなりました。昨今、学校や企業またご家庭など様々な場所でその姿を目にすることが多くなり、「すだれ」とともに夏の暑さをふせぐアイテムとして重宝されてきています。その注目度の高さの理由として、「すだれ」が熱をさえぎる力が40〜60%ほどに対して、「緑のカーテン」は80%近く熱をカットすることができます。その他にも、「緑のカーテン」に適した植物を育てることで、お花を愛でたり、実った野菜を食べたりと、楽しく美味しく様々な楽しみ方がたくさんあります。
特に今年の夏は、2月に気象庁より発表された6〜8月気温傾向(※)からもわかるように、夏の気温が平年並または平年より高くなることが予想されており、全国的に暑い夏が予想されることから、「緑のカーテン」の需要がますます増えそうです。
今年の夏こそ「緑のカーテン」にチャレンジし、暑い夏を楽しく乗り切ってみてはいかがでしょうか。
「緑のカーテン」の効果について
植物の「蒸散作用」により、夏の暑さを和らげます。
窓からの直射日光をカットし、室内の温度上昇を抑えることが できます。
夏場の節電対策に効果的です。
エアコンなどに頼り過ぎない、自然な生活で健康維持。
育てる楽しさ、食べる楽しみが味わえる。
植物の葉や花が、心の癒しになります。
緑のカーテン(外側) 緑のカーテン(内側)
緑のカーテン(外側) 緑のカーテン(内側)
花の「緑のカーテン」にオススメの品種
『アサリナ混合』(ゴマノハグサ科)
  タネまき時期:4〜5月 花期:7〜10月
【特長】生育旺盛で暑さに強く、4〜5cmの鐘形の涼しげで可愛い花が夏〜晩秋まで長期間次々と咲きます。グリーンカーテンだけでなくフェンス仕立てやハンギングでも楽しめます。
『アサリナ混合』 『アサリナ混合』
『風船かずら』
『風船かずら』(ムクロジ科)
  タネまき時期:4〜5月 花期:7〜9月
【特長】バルーンバインとも呼ばれるように、風船のような果実を観賞します。丈夫で育てやすいので初心者の方でも安心して育てていただけます。
タネの形がまるでサルの顔みたいでおもしろい!!
【風船かずらのタネ】
【風船かずらのタネ】
『るこう草 サイプレスバイン』(ヒルガオ科)
  タネまき時期:4〜6月  花期:7〜10月
【特長】切れ込みの深いヤシのような葉が涼しげなつる性植物で、支柱に沿わせるとよいでしょう。花径約1cmの星形でとてもかわいい花を次々と咲かせます
『るこう草 サイプレスバイン』
『朝顔』
『朝顔』(ヒルガオ科)
  タネまき時期:4〜6月  花期:7月中旬〜9月
【特長】奈良時代に遣唐使が薬草として持ち帰って以降、アサガオは江戸〜明治にかけて品種改良され、花色や花形、さまざまな仕立て方など日本独自の文化を作り上げてきました。中でも生育旺盛で開花期が長く、なおかつ昼咲きで多花性の西洋アサガオは、グリーンカーテンに特におすすめです。
 
グリーンカーテンに向く
西洋アサガオ
【ヘブンリーブルー】
【ヘブンリーブルー】
「花の緑のカーテン」以外にも様々な種類の「緑のカーテン」があります
『ヘチマ』
  ウリ科のつる性一年草で、夏に黄色い花を咲かせます。生育旺盛で、比較的土地を選ばず栽培が容易です。緑のカーテン用として利用価値が高く、熟すと果肉内に網状の繊維が発達し、タワシなどでの利用が可能です。茎からとったヘチマ水は、化粧水などに利用されており、若い果実は酢の物、和え物、炒め煮などに食用されます。
『ヘチマ』
『シカクマメ』
『シカクマメ』
  マメ科シカクマメ属の一年草(熱帯地方では寒さで枯れないため多年草扱い)。実の断面がひだのついた四角形なのでこの名前があります。10〜12cm程度の未熟の莢をてんぷらや、軽く茹でてサラダなどに利用します。秋に地上部が枯れてくれば、株元に小ぶりの芋(根茎)ができるので、これも茹でて食べるとおいしい。青色の花も美しいので観賞用や「緑のカーテン」にも最適です。
『時計草・レッドアップル』
  タネまき時期:5〜6月
涼感ある径約4cmの淡紫花をつけ、秋には真っ赤な実がなります。(1本では実はなりません。)甘酸っぱく香りがよいので、秋の実りが楽しみですね。
『時計草・レッドアップル』
参考資料
※全般暖候期予報解説資料 平成25年2月25日 気象庁発表
夏の気温は沖縄・奄美地方を除くほぼ全国で平年より高い傾向。
2010年、夏ほどの猛暑ではないが、暑い夏が4年連続で続く可能性があります。
「緑のカーテン」をつくろう!
【栽培に必要な準備】
☆タネ ツルがでる緑のカーテンに適したタネ。
☆培養土 肥料の入っている野菜用の土がオススメです。
☆鉢底石 最近はネットに入った便利なものもあります。
☆プランター(鉢) 深めのものがオススメです。
☆肥料 化成肥料、液体肥料を利用します。
☆日当たり 日当たりの良い所で栽培しましょう。
☆支柱 どんどん伸びるツルと葉を支えます。
☆麻紐 支柱とネットをしっかり括ります。
☆園芸用ネット ツルを絡ませます。
◆あれば便利な道具
・ジョウロ 毎日の水やりに。
・スコップ 土を入れるのに。
・ハサミ 収穫やツルの手入れに。
*緑のカーテン用に支柱とネットのセットも販売されています。
【栽培の仕方】
ポリポットにタネを2〜3粒播き、土をかぶせて水をやる。
(※苗を育ててから鉢やプランターに移植する。)
本葉2枚の頃に間引いて一本仕立てにする。
本葉4〜5枚くらいになったらプランターに移植する。
(1つのプランターに2〜3株程度にする)
プランターに支柱を立て、ネットを張り、苗を移植する。風に飛ばされないようしっかりと支柱とネットを固定します。
※花が咲いたり、実ができ始めたら、1週間に一度、液体肥料を与えるとよいでしょう。
★栽培のポイント
夏場のベランダはコンクリートの上が40℃以上になるので、"すのこ"などの上にプランターを置くと入ってくる熱を遮ることができます。
生育初期は、水のやり過ぎが根腐れの原因になりますので、土の表面が乾いたらたっぷりと水をやるようにしてください。夏場は乾きやすいので、毎日水をやるようにします。