インフォメーション
2017.01.26 |
今日、花きの品種改良や研究が目覚ましく進んでおり、多くの花を1年通して楽しめるようになってきました。そこで、切り花用ひまわり品種「サンリッチ」などの品種を開発しているタキイ種苗株式会社(所在地:京都市、代表取締役社長:瀧井傳一)は、フラワーショップ店員90名(東京・大阪各45名)を対象とした「フラワーショップ店員が“贈られて嬉しい花”」調査を実施しました。 |
<フラワーショップ店員自身が“贈られて嬉しい花”・季節ごとのランキングベスト3> | |
Q.あなたご自身が贈られて嬉しい花は何ですか。季節ごとにお知らせください。 | |
◎春:スイートピーとチューリップ | |
[好きな理由] ・スイートピー かわいいから(5名)、香りがいいから(3名) ・チューリップ かわいいから(6名)、季節感があるから(4名) ・バラ きれいだから(4名)、好きだから(2名)、 香りがいいから(2名) |
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◎夏:ひまわり | |
[好きな理由] ・ひまわり 夏を感じるから(15名) ・ゆり きれいだから(10名)、好きだから(4名) ・トルコキキョウ 日持ちするから(4名)、好きだから(3名) |
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◎秋:菊とコスモス | |
[好きな理由] ・菊 変化があっておもしろいから(7名)、 日持ちがするから(4名) ・コスモス かわいいから(13名) ・バラ きれいだから(3名)、種類が豊富だから(3名) |
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◎冬:シクラメン | |
[好きな理由] ・シクラメン 季節を感じるから(11名) ・バラ きれいだから(3名)、好きだから(2名) ・チューリップ 日持ちするから(6名)、かわいいから(4名) |
【調査概要】
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<1年を通してもっとも売り上げの多い月> |
・1年を通して最も売上が多かった月は 48%で12月、次いで3月(26%)が続く。 ・東京大阪を比較すると、最も売上が多い 月は共に12月だが、売上2位の月は 東京では3月、大阪では8月であった。 |
<1年を通してもっとも売り上げの多い月の理由とは> |
・繁忙の理由は、「忘年会」(21%)が最も多く、 次いで「お正月の準備」(18%)「卒業式」(18%) が続く。 ・東京大阪を比較すると、最も売上が多い月 は共に12月だが、理由を見ると、東京は正月、 大阪は忘年会となり、 傾向が異なる。また、東京は 卒業式と送別会で大阪よりも 花の需要が多い。 |
<もっとも売り上げの多い月は通常期と比べて何倍か> |
・繁忙期と通常期を比較すると、約2倍の 売上となることが56%で最も多い。最も売上 が多かった月である12月は61%で約2倍が 最も多かった。 ・東京大阪を比較すると、エリア間 では大きな差はなかった。 |
<シーズンごとの店の売れ筋の花> |
・春の売れ筋の花は1位チューリップ34% 2位スイートピー24% 3位菊・小菊17%(チューリップは東京で42%を獲得し需要が高い)。 |
・夏の売れ筋の花は、1位ひまわり38% 2位菊22% 3位ユリ13%(夏の花は東京大阪で大きな差はない) |
・秋の売れ筋の花は、1位菊38% 2位バラ24% 3位コスモス19%(リンドウは東京で24%、大阪で2%となりエリア差のある花といえる) |
・冬の売れ筋の花は、1位バラ27% 2位シクラメン26% 3位ポインセチア18%(上位3位の花には東京大阪に差はないが、菊やユリなどにエリア差が存在する) |
<フラワーショップ店員が教える「ひまわりの楽しみ方」> | |
Q.一般の方にひまわりをどのように楽しんでもらいたいですか。 | |
−夏だけでなく、他の季節にも− ・今は年中あるので春や秋など日持ちする季節にも楽しんで欲しい。 ・長く楽しんでもらいたいので、少し早い時期に購入して欲しい。 ・毎年、夏になったら習慣のように飾っていただきたい。 −飾ると元気に− ・玄関先に飾ると明るくなる。 ・家のみんなが集まる場所に飾って欲しい。 ・夏バテ予防、元気がもらえるので部屋に飾って欲しい。 ・開店やお祝い、お見舞いにぴったり。元気が出ますよ。 −多様な飾り方・お祝いに− ・1本でも存在感があるので、花瓶に一輪挿しもおすすめ。 ・器に合わせて自由に生けて欲しい。個性豊かに。 ・自宅用なら小さめで、お祝いなら大きめの花で用途に合わせて使用してほしい。 −子供たちに− ・子供に観察して欲しいので、公共施設にたくさん植えて欲しい。 ・タネから育ててみて欲しい。成長を感じて欲しい。 ・子供たちが予算内で買える花なので、子供から親にプレゼントして欲しい。 |
<タキイ種苗株式会社 園芸部 中村和宏> |
フラワーショップ店員の方々が“贈られて嬉しい花”の夏の第1位に「ひまわり」が選ばれました。また、フラワーショップ店員の方々が「ひまわりの楽しみ方」として、夏以外のシーズンにも多種多様な楽しみ方をご提案されている結果を拝見して大変嬉しく感じております。 と言いますのも、ほんの一昔前までは一般的な「ひまわり」は高さ2mほどで花も大きく、夏の間だけ庭先で育てるのが主流だったものを、コンパクトな大きさで年中栽培でき、花粉が出ないので衣服などが汚れない、切花に最適な要素を兼ね備えた「ひまわり」として1991年に誕生したのが弊社の「サンリッチ」です。現在、国内シェア80%以上、ヨーロッパの切花市場を支えるオランダでも90%を占めるほどに成長し、世界で最も流通している「ひまわり」になります。 また、フラワーショップ店員の方々が、子供たちに「ひまわり」を楽しんでもらいたいと考えていらっしゃることも当調査で分かりました。小さな子供が目の高さで楽しめるような背丈の小さな「ひまわり」を作りたいと考えたのが、「サンリッチ」開発のきっかけです。今後は、ご家庭で「ひまわり」を種から育てていただくなど、もっと多くの子供たちに「ひまわり」を楽しんでいただけるように、弊社も尽力していきたいと考えています。 |
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