2017.08.10
タキイ種苗が販売するハクサイ『ほまれの極み』は、生産者、とりわけ加工・業務向け出荷として、もちろん直売所出荷・家庭菜園ユーザーにも歓迎されています。その歓迎される理由は、“遅まき・遅植え”が可能な点です。
国内主要野菜の消費のうち、加工・業務用向けの割合が増加しています。その背景には単身世帯の増加や女性の社会進出、高齢化などによる「食の外部化」の進展があります。ハクサイも加工・業務需要※1はますます高まる傾向にあります。とりわけ、キムチや浅漬けなどの漬物需要は1年を通じてあり、ハクサイの安定した周年供給が求められています。しかし、2〜3月は、秋冬ハクサイから春ハクサイへ移行する作型の端境期※2に当たります。この時期、秋冬ハクサイは寒さによる傷み、抽苔リスクなどがあります。一方、春ハクサイは、加工の歩留まりが悪いうえ、ビニールなどの生産資材によるコストや手間もかさみます。
そのような中、昨年発売したハクサイ『ほまれの極み』が、従来の品種より遅まき・遅植えしても、きちんと結球する点が生産現場で評価され、加工・業務向けでは歩留まりが高く“画期的品種”※3として歓迎されています。この“きちんと結球する点”は、ハクサイ産地だけでなく、直売所出荷、苗販売、家庭菜園ユーザーと各方面で歓迎されています。
8月〜9月は、一般地(主に関東以西の平坦地)では、ハクサイの種まき、定植シーズンになります。今年は、ぜひ“遅まき・遅植え”可能なハクサイ『ほまれの極み』を育ててみませんか?
<注釈説明>
品種名 | 量目 | 希望小売価格(税込み) |
---|---|---|
ほまれの極み | 1袋(約160粒) | 626円 |
1缶(5000粒) (ペレット種子) |
14,148円 |