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2017.09.01
栄養満点!インスタ映えもOK!話題のカラフル野菜
“ビーツ”をプランターで育ててみませんか?
9月上旬から秋まきビーツのタネまきシーズン。実は初心者向けの根菜
健康や美容に興味のある方におすすめ!
タキイ種苗では、鮮やかな色合いと“飲む輸血”ともいわれるほど栄養価が高いことで話題の「ビーツ」が9月上旬よりタネまきシーズンを迎えるにあたり、家庭でもプランターで手軽に栽培できる方法をご紹介します。
「ビーツ」は、別名テーブルビートともいい、地中海沿岸地方が原産のヒユ科の根菜です。カブに似ていますが、実はホウレンソウと同じヒユ科なのです。鮮やかな赤色が特長で切り口は美しい年輪状になっています。
「ビーツ」は、ロシア料理の“ボルシチ”の材料として有名で、欧米では、酢漬けやサラダの彩りとして利用されています。また近年はその高い栄養価に加え、インスタグラムなどSNSに投稿しやすい“写真映え”という点でも注目されており、健康や美容に対する意識が高い女性からも支持を集めています。
生育適温が15〜21℃と冷涼な気候を好む「ビーツ」は、春まきなら3月中旬〜5月下旬、秋まきなら9月上旬〜10月上旬にタネまきを行います。ちょうどこれからが、タネまきをするのにいい季節です。ビーツはタネまきから60日〜80日ほどで収穫出来る栽培が簡単な初心者向けの根菜です。
日本にもたらされて100年以上経つビーツですが、まだまだ栽培は少なく、店頭でもあまり見かけないのが現状です。ぜひご家庭のプランターで栽培して、ボルシチやサラダにして食べたり、色鮮やかな料理写真をインスタグラムなどSNSに投稿してみてはいかがでしょうか?
■準備するもの
・20〜25L以上の中〜大型プランター
・鉢底石
・培土
・移植ゴテ
・ジョウロ
・ビーツのタネ
① タネをまく
② 間引き・追肥・土寄せ
間引きは①タネまきの約10日後、②17〜20日後、③35〜40日後の3回行います。②と③の時には一緒に追肥もします。
間引きをした後は、株元へ軽く土寄せをしておく。
③ 追肥
3回目の間引きが終わってから、2週間に1回肥料を施します。肥料が不足すると根の発育が悪くなるので、注意しましょう。
☆ 2週間に1回化成肥料をひとつかみ約10gまたは週1回液肥を与える。
④ 収穫
タネまきの70日後、根部の直径が6〜7cmになったら収穫適期です。葉の付け根を持ち、一気に引き抜きましょう。
栽培のポイント
- ビーツのタネは種球というタイプで、1つの種球に2〜3個のタネが入っています。
タネまきの際は2cm間隔でまきましょう。 - 間隔が狭いと根の肥大にかなり影響するので、間引きはきちんと行いましょう。