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2018.03.29
ソメイヨシノが咲いたらタネをまこう!
もう失敗したくない!今年始めてみたい!そんな皆さんに必見!
タキイ種苗が“タネまき失敗あるある”教えます
ポイントを押さえて失敗を防ごう!
タキイ種苗は、家庭菜園シ−ズンを目前に、タネまきの失敗例をお伝えし、ポイントを押さえてもらうことで家庭菜園ユーザ−を応援します。
桜のソメイヨシノが開花する3月下旬頃からが、タネをまくのにぴったりの時期です。家庭菜園にチャレンジしてみようと考え中の方、以前に失敗したからとプランタ−や道具を眠らせている方もたくさんおられることでしょう。弊社にも、「家庭菜園を始めてみたけれどうまくいかなかった」といったお問い合わせをたくさん頂きます。そこで、実はここが失敗のポイントだったという“タネまき失敗あるある”をお教えします。ポイントを押さえて失敗を防げば、野菜作りがもっと楽しくなりますよ。
■あるあるその①:水をやり過ぎて発芽しなかった
- (失敗例)
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- ・毎日水をあげないといけないと思い天気の悪い日も水をやり続けた
- ・タネまきした後、雨が続きずっと水浸しだった
- (ポイント)土の表面が乾いたら水をあげましょう
- 水分が多すぎると、タネのまわりの酸素が不足して発芽できなくなるので要注意!!
■あるあるその②:発芽適温を守れなかった
- (失敗例)
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- ・早く植物を育てたかったので寒いけれどタネをまいた
- ・温度を確保するためタネまきした後ビニ−ルをかけ蒸らしてしまった
- (ポイント)栽培する野菜それぞれに適した温度に注意しましょう
- 温度は高すぎても低すぎても芽は出てきませんので、タネまき後の温度は十分に注意しましょう。また、タネをまいたプランタ−やポットにビニ−ルをかけると温度が高くなり過ぎたり、湿度が異常に高くなってタネが腐ってしまうことがあります。極端な環境にならないように気を付けてください。
■あるあるその③:タネを深く植え過ぎた
- (失敗例)
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- ・どのタネも同じように深く植えた
- ・まき穴が深く、タネが深く埋もれた
- (ポイント)「好光性種子」以外の植物ではタネにかぶせる土の量はタネの厚みの3倍程度が目安
- 多くの植物は発芽するために光を必要としませんが、中にはタネをまいてから十分な光を当てると発芽がよくなる「好光性種子」という植物(ニンジン、レタスなど)もあり、土を厚めにかけると光が当たらずに発芽が悪くなります。
また、どの植物も深く植え過ぎると酸素不足になり、発芽できなくなるので注意です。
◆野菜づくりでは初期の失敗が多い
タキイ種苗が2017年に行った「家庭菜園に関する調査」によると、2位以降には「タネまき、植え付けの時期を間違えた」(26.0%)をはじめ、土づくりや場所選びなど、野菜づくりを始める最初の段階での失敗が多く挙げられました。また、5位には「水をやりすぎて失敗した」(19%)もあり、適した季節や土づくりを始めとした環境づくり、また、水やりの頻度など、育てる野菜によって異なる生育方法を知り、実践する重要性がわかりました。
弊社の調査でも、初期に失敗が集中する結果が出ています。家庭菜園は誰でも簡単に始めることができますが、失敗しないための基本的な知識が必要です。タネ袋の裏面にもタネまきの適期や発芽適温、タネのまき方など、発芽を成功させるための重要な情報が書かれていますので、ぜひ参考にしてください。
また、初めて家庭菜園をされる方は、コマツナ、ホウレンソウ、リ−フレタス、二十日大根など、生育期間が1〜2カ月程度と短く、失敗しにくい野菜を選ぶこともおすすめです。
「失敗は成功のもと」です。ポイントを押さえれば皆さんの家庭菜園ライフはもっと実の成るものへと大変身!何を作ろうかと考えるのも楽しいです。今年はぜひ家庭菜園の楽しみを感じてください♪