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2019.04.04

『プロが教える家庭菜園のコツ』シリーズ ≪VOL 4≫
GWはプランター菜園をはじめるベストシーズン
〜ミニトマト栽培のポイント〜
大型連休などの空いた時間に出来る“おてがる菜園”

タキイ種苗は、プランタ−で野菜を育てる“おてがる菜園”のポイントを紹介し、自分で野菜を育ててみたい皆さんを応援します!

今年のGWは最大10連休、年号も令和に変わり、何かを始める絶好の機会です。家庭菜園のベストシーズンに、マンションなどでも出来るプランター菜園を始めてみるのはいかがでしょうか?

今回は初めて家庭菜園を始める方のために、初心者の方でも作りやすく、一番人気のミニトマト栽培のポイントをお伝えします。

●家庭菜園で作っている(作ったことがある)野菜 トップ10

2018年(N=278)※複数回答

「2018年野菜と家庭菜園に関する調査」(自社調べ)

ポイント①良い苗を選ぶ

  • ●病害虫に侵されていないか確認し、ヒョロヒョロとしていたり、葉が黄色っぽいものは避け、茎が太くがっちりしていて、葉が密につき、葉や茎の色つやの良い苗を選びましょう。
  • 「接木苗」は病害などに強く、育てやすいのでおすすめです。
接木苗とは

寒さや病気に強くするためや、生育を強くして収量を増やすなどの目的で、病気に強く生育旺盛な台木穂木(台木に接がれる部分)を接木します。

果菜類ではトマト・ナス・スイカ・キュウリなどで広く行われており、接ぎ木した苗を接木苗と言い、タネから育てた苗は自根苗と言います。

ポイント②土にこだわる

  • ●野菜用に調整された培養土(野菜の土)が最適!野菜栽培専用の培養土には、ピートモス、バーミキュライトなどの軽くて効果の高い原料のほか、野菜栽培に必要な“肥料”などが配合されています。培養土は使用している原料によって値段が変わります。野菜の栽培に適するように設計された野菜栽培専用の培養土を選びましょう。
  • ●市販の土は運びやすいようになど、水分を減らし軽量化されているため、苗を植え付ける前にしっかりと水をあげることが大切です。
  • ①プランタ−の3分の1〜半分まで土を入れる
  • ②水をたっぷりあげて、スコップなどでかき混ぜる

この作業を2〜3回繰り返し、土にしっかり水を含ませます。

植え付け後は土の表面が乾いたら、たっぷり水をあげるようにしましょう。

①②の作業を繰り返し、水をたっぷり含ませる
野菜栽培専用の培養土

ポイント③プランタ−や鉢の大きさに注意する

  • ●小さなプランタ−では、根がしっかりはれませんので、たっぷり培養土が入る大きめのプランタ−や鉢に1本の苗を植えます。
  • ●トマトは生長すると草丈が2m以上になり、栽培も長期にわたるので、25L以上の大き目のプランタ−を用意します。
大型のプランタ−を選びましょう

●収穫の目安●
5月に苗を植え付け→7月から収穫

色づくためには光がしっかり当たることが重要ですので、日当たりの良い場所で栽培しましょう。

  • ◆家で野菜を育てていると、「彩りや料理のアクセントに少しだけ欲しい」「新鮮な野菜が食べたい」「せっかくなので、変わった野菜が食べてみたい」が叶います。最近はミニトマトも色や形など色々な品種を見かけます。
    タキイおすすめは『オレンジ千果』です。従来のミニトマトよりカロテン含量が約3倍。甘さが魅力で料理のアクセントにもぴったり!

天気の良い日に土や植物に触れることは、気分もリフレッシュできます。長い連休はお出かけされる方も多いと思いますが、空いた時間に、ご家族と過ごす思い出作りに、ぜひお休みを有効活用して、ご自分だけの“おてがる菜園”始めてみてください。

  • ※『プロが教える家庭菜園のコツ』シリーズ
    Vol 1『初心者にオススメ セルトレイ栽培』(2018.3.19)
    Vol 2『種まき失敗あるある』(2018.3.27)
    Vol 3『土へのこだわりが成功への近道』(2018.4.24)