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2020.07.09

『プロが教える家庭菜園のコツ』シリーズ《VOL.7》
この秋、家庭菜園ライフ始めませんか?秋の栽培は“守る”が大切!
「適期を守る」「虫から守る」「愛情込めて見守る」

タキイ種苗は、秋の家庭菜園シ−ズンに向け、栽培のポイントをお伝えすることで家庭菜園ユーザ−を応援します。

秋は気候が涼しくなり動きやすくなるので、家庭菜園にぴったりの季節です。ただし、秋まき野菜は春まき野菜に比べて、タネを播ける期間が限られているので、「適期を守ること」が大切です。また、家庭菜園の失敗に多い「虫の発生にも注意」しなければいけません。

今回は、秋から野菜を栽培する時のポイントをお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。

ポイント①栽培適期を守る

「秋の1日、春の7日」ということわざは、秋の農作業で1日遅れると、春に7日作業が遅れるのと同じだという意味です。タネを播く、苗を植え付ける、収穫する、それぞれの作業に適した期間があります。まだ暑さが残る時期にタネを播くと、発芽しにくくなりますし、適期よりも遅く播くと、気温が低下して生育が進まず、収穫が遅れてしまう場合があります。

パッケ−ジの裏面にある“作型表”などを参考にしながら、必ず栽培適期を守るようにしましょう。

ポイント②虫から野菜を守る

涼しくなっても虫は美味しい野菜を狙ってやってきます! タキイ種苗が2019年に調査した「家庭菜園で失敗した原因」の結果によよると、虫の発生が1位でした。

●家庭菜園で失敗した原因 <家庭菜園での失敗経験あり(N=214)>

(2019年タキイ「家庭菜園に関する調査」より)

虫を防ぐには、タネ播きした後すぐに防虫ネットをかけるのがおすすめです。その際は、横から虫が侵入しないよう、洗濯ばさみなどでプランタ−とネットをしっかり止めることが大切です! ネットを外すタイミングは、野菜がネットの天井に届くくらい生長した時か、収穫の1週間前くらいが目安です。ネットをかけない場合は、虫を見つけたら手で捕殺するか、様子を見ながらスプレ−タイプの殺虫剤などを使用して早めの防除を心がけましょう。

しっかり止める!
防虫ネットをかける
殺虫剤を散布する

秋に育てる野菜でおすすめは、生育期間が1〜2カ月程度で、初心者の方にも育てやすいコマツナ、ホウレンソウ、リ−フレタス、二十日ダイコンなどです。

ポイント③愛情を込めて見守る

ベランダや庭先でのプランタ−菜園の最大のメリットは、いつでもすぐに見に行けるので、虫に食べられているなとか、葉が弱ってきたし肥料を与えようなど、野菜の状態を把握できることです。食卓に並ぶその日まで、しっかり愛情を込めて見守りましょう!

☆タキイおすすめ品種

ミズナ『紅法師(べにほうし)』
アントシアニンを多く含む赤紫ミズナでサラダの彩りとしても人気!
リ−フレタス『ガーデンベビ−』
草丈10〜15cmのベビ−リ−フに最適なミックス種。苦みが少なく、口当たりがよい。
二十日ダイコン『ニュ−コメット』
生育が早くて作りやすいテリのある赤色で、内部は白色。サラダや浅漬けにもぴったり!

栽培途中は、生育が悪い葉や、葉が密になってあたらないように間引きをします。間引いた葉もサラダなどにぜひ活用してください。3つの「守る」を心がけて、今年の秋は家庭菜園ライフを満喫してください♪

間引いた葉も料理の彩りに!

※『プロが教える家庭菜園のコツ』シリーズ

Vol 1『初心者にオススメ セルトレイ栽培』(2018.3.20)

Vol 2『種まき失敗あるある』(2018.3.29)

Vol 3『土へのこだわりが成功への近道』(2018.4.24)

Vol 4『ミニトマト栽培のポイント』(2019.4.4)

Vol 5『キュウリ栽培のポイント』(2019.5.23)

Vol 6『とうもろこし栽培のポイント』(2019.7.24)