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2021.05.10

京都式「農福連携」推進のため、剪定鋏80丁を京都府に寄贈

この度、タキイ種苗は京都府に、剪定鋏80丁を贈呈させていただきました。

この鋏は、2020年弊社通販「タキイマルシェ」で販売させていただいた「七味唐辛子」の収益の一部を「農福連携」活動に役立てていただこうと、京都府に寄贈したものです。

京都府は2017年5月、「きょうと農福連携センター」を立ち上げ、地域の特色に合わせた「農福連携」の普及活動を開始されました。弊社は同年8月25日に京都府と連携協定を締結、京都独自の「チャレンジ・アグリ認証」講習の講師役や、農業に取り組む府内の障害福祉事業所での栽培指導などで協力しています。

京都府の農福連携推進南部サテライト拠点である福祉事業所「さんさん山城」を中心に作付けされている京都産「鷹の爪とうがらし」は品質がよいものを栽培されていますが、その他複数事業所での作付け拡大と安定化を図るため、サポートさせていただきました。

その京都産「鷹の爪とうがらし」を原料にした七味を昨年弊社でも販売、収益の一部を還元する趣旨を明記したところ、多くのユーザー様に賛同いただき、ご購入をいただきました。その還元として、障がいのある方が農業の基本を体験学習する京都独自の「チャレンジ・アグリ講習」の実習で役立てていただこうと、受講者が使用する「剪定鋏」80丁を購入し、寄贈させていただきました。

今後もこうした取り組みを継続し、弊社が培った農業技術を社会に還元する形で「農福連携」の進展に寄与できればと考えています。

寄付画像
鋏寄付
京都府庁にて弊社CSR委員代表(右)が出席し、長谷川学(きょうと農福連携支援センター長)氏に寄贈品目録を進呈いたしました(2021年4月26日)。
七味商品画像
七味圃場

タキイマルシェVol.13に「京甘利スパイスセット(七味唐辛子と山椒の2種セット)」として販売。辛さだけでなく色味がきれいでフルーティーでスパイシーな味わい。

原料は約3年に及ぶ「農福連携」で栽培指導し、品質と収量が向上した「鷹の爪」を全量利用した七味唐辛子です。製造は甘利香辛食品株式会社(甘利毅社長:京都市伏見区)が、京都府産鷹の爪にこだわって製造された商品です。

注)