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2022.07.21
“SDGsを意識した持続可能なまちづくり”にタネのチカラを!
「ごみ減量×福祉×地球緑化をつなげるプロジェクト」に協賛
花苗提供と栽培講習会、「たねぢから」ワークショップを実施
タキイ種苗は、公益財団法人京都市環境保全活動推進協会主催の「〜エコでつながるまちづくり〜ごみ減量×福祉×地球緑化をつなげるプロジェクト」に協賛し、6月29日(水)に京都市下京総合福祉センタ−で、花苗の提供および栽培講習会と、「たねぢから※1」ワ−クショップを実施しました。
【プロジェクトの概要と目的】
下京区内では以前から区役所・区社会福祉協議会の取り組みとして、全国で展開されている「オレンジガーデニングプロジェクト※2」や緑化が進められています。
今回のプロジェクトは、こうした取り組みに「ごみ減量への貢献」「障害のある方への就労支援」の内容を加え、企業等と連携し、地域間での支え合いによって緑化のネットワークを形成し、地域福祉と環境活動の推進に貢献するとともに「SDGsを意識した持続可能なまちづくり」に寄与することが目的です。

3年間で下京区内の施設や公園に105個のプランターが設置される予定です。福祉施設だけではなく、例えば金融機関の玄関や商店街など不特定多数の方の目に留まるような場所にも設置したいと考えておられます。そのためにも今後はボランティアの方だけに頼るのでなく、取り組みの趣旨に賛同し、自ら花の世話をしてもらえる施設やお店探しにも力を入れていかれる予定です。
(※オレンジ色は認知症啓発のシンボルカラー。「認知症になっても暮らしやすいまちをみんなで創っていこう!」という思いを共有し、全国各地でオレンジ色の花を咲かせるプロジェクト)
【栽培講習会と「たねぢから」ワークショップ】
地域でボランティア活動をされている20名の方が参加され、マリ−ゴ−ルドの花苗の植え付け作業と「たねぢから」のマグネット作りを体験していただきました。
●プランタ−は、消防団等で実際に使用されていた廃棄予定の消防ホースを再利用し、京都市立芸術大学プロダクトデザイン専攻の学生がデザインして作ったものを使用しました。
●植え付けの土の一部には、上賀茂神社、醍醐寺で取り組まれている落葉たい肥を活用しています。



▲廃棄予定のホースをアップサイクルし、オシャレな鉢に!?
【プランタ−設置場所】
●高瀬川筋・正面公園
●渉成小学校第二グラウンド
●うるおい館
●つどいの広場わくわく
●高齢者福祉施設西七条
●京都市修徳特別養護老人ホーム
●下京区総合福祉センタ−
●下京消防署
●下京区役所など



ステキな作品が完成!!


▲「たねぢから」ワークショップの様子
参加された皆さんからは、「とても楽しかった」「タネで色々できることが分かり、今後のボランティア活動にも活かしていきたいと思った」といった嬉しいお言葉を頂戴しました。
たねぢからとは!?

タキイ種苗では、高品質なタネを供給するために厳しい検査基準を設けています。しかし、基準に満たずやむなく廃棄されてしまうタネも、その造形はどれも個性的で、かわいらしく、ユニークで魅力的です。土に播けないタネの新たな魅力を引き出す、タネそのものを生かした「たねアート」を創作することで、さまざまな人々との交流の場をつくっています。
弊社はこれからも苗の提供等で地域の取り組みに寄り添い、協力して行きたいと考えております。
公益財団法人京都市環境保全活動推進協会様
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