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2023.06.07
栄養満点!「オクラ」で今年は早めに夏バテ対策を
夏野菜の代表「オクラ」は茹でずに加熱で栄養価を逃さない
タキイ種苗は、栄養豊富で消化促進や疲労回復効果があり、夏の元気をサポートしてくれるネバネバ野菜「オクラ」の種子を生産・販売しています。本格的な夏到来を前に、旬の「オクラ」を食べて、今から始める「夏バテ」対策をご紹介します。
今年は、コロナ禍の行動制限が完全に撤廃され、2019年以来の自由に行動できる夏がきます。しかしながら、5月には30℃を超える夏日を観測、猛烈な台風が発生、また今年の夏はスーパーエルニーニョの発生とその影響で、“これまでに経験のない気象変動が起こる”と専門家が警鐘を鳴らしています。毎年「夏バテ」を経験する方も多いですが、特に今夏の予測不能な気候変動に備え、早めの「夏バテ」対策が吉です。
今回は、代表的夏野菜で、食物繊維やビタミンC、カルシウムなどの栄養素も豊富に含まれる「オクラ」について紹介します。夏バテの主な症状には食欲不振や全身のだるさなどがありますが、消化促進や健康維持に役立つ、スタミナたっぷり!栄養満点の「オクラ」をしっかり食べて、今年は早めに夏バテを予防しましょう。

夏はオクラの季節。
独特の粘りが食欲をそそる。
●ネバネバ野菜の代表「オクラ」はどんな野菜?
・旬は6〜9月。特に7月末〜8月末に多く出回ります。
・栄養が豊富で、ビタミンやカルシウムが多く含まれています。
・莢を切ると出るネバネバは、水溶性ペクチンと呼ばれる成分が含まれており、胃の粘膜を保護したり、糖分の吸収を抑える効果があるといわれています。
・色は緑だけでなく赤色の品種もあります。
・莢の形状は「5角種」「丸莢種」「多角種」の3種類。
・他の食材とも相性がよく、料理の幅も広がります。
●「オクラ」の種類と品種
一般に多く出回るのは5角オクラ。
莢の長さは5角オクラが7〜8cm、丸オクラが15cm程度です。
丸莢種は、収穫が遅れても硬くなりにくいので、家庭菜園にもおすすめできます。

ア−リ−ファイブ

エメラルド

クリムソンスパインレス
※弊社では販売しておりません

ベニ−
(熱を加えると緑色に変化します)
★タキイのイチオシ品種『ヘルシエ』

オクラ『ヘルシエ』(丸莢種)

粘りが段違い!!
左:『ヘルシエ』、右:従来品種
肉厚なのにやわらかい食感が特長的です。従来のオクラに比べて粘りが3倍、ペクチン(水溶性)は2倍も多く含まれています。噛めば噛むほど増してゆく、もちもちの粘りの強さを実感してください。パステルグリーンの丸莢で、リピーターにもひと目で分かります。
●「オクラ」は茹でると栄養価が下がる?!
胃の粘膜を保護したり、糖分の吸収を抑える効果があるペクチンは、“水溶性”なので茹でると溶け出してしまい、本来の栄養価が落ちてしまいます。
そこでペクチンの栄養価を損ねないおすすめの食べ方は、ラップをして“電子レンジ(600W)”で1分加熱するだけ。色も鮮やかで、栄養価も高く簡単に調理することができます。

夏は、体調も崩しやすい季節です。旬のオクラをぱくぱく食べて、猛暑の時期を乗り切りましょう!