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2023.12.21

お庭の主役として愛される「パンジー・ビオラ」
「3つのお手入れPOINTで寒さに負けず花を楽しめる!」
花がら摘み、水やりの量、タイミングが大切
冬の間も長く花を楽しもう♪

寒さが厳しさを増すこの季節、3つのお手入れポイントを意識して、庭や鉢に咲くパンジー・ビオラを美しく育てるための秘訣をご紹介します。

パンジービオラ

①「花がらを摘む」

「花がら摘み」とは咲き終わった花を摘むことを指します。花がらを摘むことで、タネを形成せず株が弱ることがないので、次々と花を咲かせるようになります。また花がらは放置するとカビや病気の原因となってしまうので、花がら摘みを習慣づけるようにしましょう。
方法はとっても簡単。花の茎(根元の方)を持ち下方に倒すと“プチっと”簡単に花がらを摘むことができます。

②「過湿」より「乾かし気味」

水やりの量は夏より秋、秋より冬と寒くなるにつれて、少なくしていきましょう。ただ量を減らして回数を多くするより、回数を減らし与える時はしっかりあげることが大切です。過湿状況では病気が発生する率も高くなり、花首が間伸びする原因にもなりますのでご注意ください。ただし、土の量に比例しますので、リングバスケットや小さな鉢、ハンギングバスケットなどは水切れの確認が必要です。

③水やりの時間帯も工夫

「夏の水やりは朝早く、冬の水やりは朝遅く」が植物にとってよい環境になります。
冬場、まだ霜が溶けておらず、気温が低い状態で水やりをおこなうと、根が凍結して損傷を受ける可能性が高まります。逆に夏場の水やりは、気温の上昇に伴い鉢の中の水分温度が上昇し、根がお湯に浸かる状態になることも。皆さんの生活パターンの中で手が回らないことも出てくるでしょうが、植物も生き物ですから気にかけてあげてください。

パンジーとビオラを真冬に楽しむためには、こまめな観察とお手入れが鍵です。ご紹介した3つのポイントを心掛け、愛情をもって植物たちとの冬の楽しいひと時を過ごしてください♪