インフォメーション

2025.11.25
2025年度 新品種
ウイルス病とうどんこ病に耐病性をもち、栽培が安定しやすい!
ズッキーニ『ダイナーEX』『オーラムEX』を新発表
タキイ種苗は、ウイルス病とうどんこ病に耐病性をもつ、濃緑色ズッキーニ『ダイナーEX』と、濃黄色ズッキーニ『オーラムEX』を発表しました。
ズッキーニは、近年認知度が上がり、人気の夏野菜のひとつになってきました。しかし、生産現場においては、異常気象(ゲリラ豪雨、高温干ばつ、長雨など)やそれに伴う病害の増加などにより、ズッキーニの栽培を取り巻く環境は厳しくなっています。『ダイナーEX』と『オーラムEX』は、ウイルス病耐病性と、うどんこ病耐病性を併せもつため、近年の厳しい栽培条件下でも栽培が安定しやすい品種です。また、すぐれたスタミナと安定した着果力を備えており、多収が望める特性が魅力です。
『ダイナーEX』
■品種特性
- ●着果と収量が安定する早生種
早生で初期から収量があがります。また、着果が安定しスタミナもあるため収量の山谷が少なく、栽培後半まで収量が低下しにくい品種です。 - ●秀品性にすぐれる
収穫初期から終盤まで果皮色、果形が安定しやすく、くびれや曲がり果の発生が少ないです。果皮は濃緑色、長さは収穫適期で20cm程度となります。 - ●複合耐病性をもつ
うどんこ病とウイルス病(CMV:キュウリモザイクウイルス、ZYMV:ズッキーニ黄斑モザイクウイルス、WMV:スイカモザイクウイルス、PRSV:パパイヤ輪点ウイルス)に耐病性をもち、減農薬栽培に対応できます。 - ●草姿立性で栽培容易
草姿立性で倒伏しにくいため、倒伏による果実品質の低下を招きにくいです。
■適期表
『オーラムEX』
■品種特性
- ●生育旺盛で後半まで収量が安定
着果がよく、多収が期待できます。また、スタミナがあるため、栽培後半まで収量が低下しにくい品種です。 - ●秀品性にすぐれる
収穫初期から終盤まで果皮色・果形が安定しやすく、短形果・曲がり果の発生が少ないです。果皮は濃黄色、長さは収穫適期で20cm程度となります。 - ●複合耐病性をもつ
うどんこ病とウイルス病(ZYMV:ズッキーニ黄斑モザイクウイルス)に耐病性をもち、減農薬栽培に対応できます。 - ●草姿立性で栽培容易
草姿立性で倒伏しにくいため、倒伏による果実品質の低下を招きにくいです。
■適期表
『ダイナーEX』『オーラムEX』の特性比較
価格
| 品種名 | 量目 | 参考小売価格(税込) |
|---|---|---|
| ダイナーEX オーラムEX |
GF | ¥352 |
| 100粒 | ¥2,640 | |
| 500粒 | ¥10,450 |
※参考小売価格は、リリース配信時(2025年11月)の税込価格です。



