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病害虫・生理障害

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アブラムシ類

データ作成年月日:2020/1/31

写真1(HT)

写真2(FI)

写真3(HT)

 セミやウンカの仲間。成虫・幼虫が食害する。
 ワタアブラムシ(写真1)が主で、ほかのアブラムシ類も発生する。
 体色は黄色・緑色・黒色などさまざまで、体長は0.5〜3ミリ。

被害

 成虫・幼虫が集団で葉や茎の汁を吸うため、株が弱る。
 汁を吸って糖分を含む液体を排泄し、その上に発生した黒いかび(すす病;写真2)やアブラムシ類自身の白い脱皮殻などにより、汚れる。
 汁を吸う時にウイルス病を媒介する(写真3)。

生態

 春から秋まで10回以上発生する。雑草などから飛来し、5〜6月に多く、夏は少ない。
 繁殖が非常に速く、1〜2週間で激発することがある。
 天敵も非常に多く、寄生蜂やテントウムシ類、ショクガタマバエ類、昆虫寄生性糸状菌(かび)などにより、激発していたアブラムシ類が1週間くらいで激減することもある。
 キュウリ・ナス・キクなど、さまざまな野菜や花、果樹で発生する。

防除

 スタークル顆粒水溶剤、アルバリン顆粒水溶剤、チェス顆粒水和剤、ウララDFなどを散布する。
 育苗期〜定植時にベストガード粒剤、スタークル粒剤、アルバリン粒剤、育苗期後半〜定植後にダントツ粒剤などを処理する。
 育苗期後半にモベントフロアブル、育苗期後半〜定植当日にべリマークSCなどを潅注処理する。
 家庭菜園では発生の多い春にサンサンネットなどの被覆資材を被せて成虫の侵入を防ぐ。

ご注意

文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無と使用方法(使用時期、使用回数、希釈倍数、処理量など)をご確認ください。

農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。

農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。

本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。

病害虫の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。