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料理レシピ集 野菜百珍

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栄養

メロン

ウリと親戚のメロン。
ウリ科の植物で、日本原産のマクワウリやシロウリと同じ仲間。豊潤な香りとさわやかな甘味があり、高級な印象があります。お中元やお歳暮、お見舞いの品として、贈られるとうれしいものです。種類はマスクメロンだけでなく、アンデスメロン、夕張メロンなどさまざま。日本ではほとんどデザートとして食べますが、欧米では生ハムの上へのせたり、鴨ロースや魚介類の料理に添えたりします。

ちょっとぜいたくな朝に。
味や香りだけでなく、糖質や繊維が豊富で、体にも優しい食べ物です。特にメロンの糖質は、とても吸収されやすく、すぐにエネルギーへとかわるので、朝食や病気の時に食べるのに向いています。また、余分な水分やナトリウムを体外へ出す役割を担うカリウムが、スイカよりも多く含まれています。その他にも、ビタミンAやCも含まれています。

調理のポイント
熟すまでは室温で保存し、食べる2、3時間前に冷蔵庫で冷します。昔から「ウリの皮は大名にむかせろ」といわれるように、ウリ科のものは厚く皮をむくことがポイント。中心にいくほど、甘味が強くなるからです。しかし、タキイの赤肉メロン「レノン」シリーズなら皮際まで甘くなっています。


文部科学省『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』より