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野菜

「たのしい家庭菜園」

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ポリマルチの張り方

 動画のスイートコーンで使用したマルチは、定植時の地温の確保や、雑草対策など、栽培の幅も広げてくれます。ここではマルチの張り方をご紹介します。
 マルチは地中と空気中との水分の移動を遮断しますので、土に湿り気がある時に張るのが原則です。また、なるべく地温の上がった状態で張ると、より効果が大きくなります。
 一般的なマルチの効果には、(1)地中の水分を保ち乾燥を防ぐ、(2)雨水による肥料の流亡や過湿を防ぐ、(3)苗に株元の土が跳ね上がるのを防いで病害から苗を守る、などがあります。
 このほかにも、マルチにはそのフィルムの色によって、次のような効果があります。

透明マルチ
地温が高まり、保温効果があります。しかし雑草は生えやすくなります。

黒マルチ
地温と湿度を保持し、さらに雑草を抑えます。

シルバーマルチ
地温の上昇を防ぐほか、アブラムシなどに対する防虫効果もあります。

 動画ではシート状に折たたんだ10mの「菜園用ビオマルチ」を使用しましたが、畝数が多い方は50mのロール状の菜園用マルチもありますので、その場合を例に上手な張り方をご紹介します。

張り方の手順

畝を平らにならします。

マルチを巻いてある芯の穴に棒を通し、棒の両端にヒモをつけて、そのヒモがY字になるよう、中央で結びます。

マルチの一方の端を土や石などをのせて固定し、ヒモを引っ張ってマルチを張ります。

裾に土をかぶせて固定します。

植え穴と潅水

 植え付け予定の位置に、「マルチ・トンネルカッター」などで丸く穴をあけるか、ナイフなどで十文字の切れ込みを入れます。ただし、十字の場合は、手軽ですが、タネまきや潅水などがやりにくく、裂けやすくなりますので、数が少なければ動画のように円状に切る方がよいでしょう。
 潅水は、プロの農家さんならマルチの下に潅水チューブを敷設しておきますが、家庭菜園ではマルチを少し持ち上げて行います。ジョウロのハス口は下向きにして、なるべく植え穴から土中へ水がしっかりしみ込んでいくようにします。