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栽培基礎講座

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一般的なポイント 作り方のポイント 1・2年生草花一覧表


1〜2年生草花
マリーゴールド アフリカン種
まく時期:3月下〜5月上旬 遅まきは6月下旬
開花期:6〜10月、遅まき9月中〜11月上旬
花の色:淡黄、黄、橙、ゴールド
用途:花壇、切花
耐寒性:弱い
マリーゴールド アフリカン種は、マリゴールドのアフリカン種をいい、メキシコ原産のものです。秋から夏にかけて欠かせられない草花で、花色の変化にやや乏しいが、生育が早く、丈夫で作りやすくて、長い間咲き続け、しかも花型、草姿、草たけの変化に富んでいて、花壇材料として最適のものです。

普通の作り方
マリーゴールド アフリカン種の発芽には、10度C以上の温度があればよいですが、温度の高いほど発芽がよく揃います。乾燥すると発芽が悪いので、タネの覆土は2〜3mmほど薄くし、発芽まで乾かさぬようていねいに潅水します。花壇に最も多く利用していますが、一番作りやすい方法は、3月下〜5月上旬までの間にタネをまき、6〜7月に開花させる方法です。しかし、これだと7〜8月の盛夏期に、生育が衰えて開花が少なく、枯れることもあり、観賞期間が短くなります。
タネのまき方は、5cmぐらいの浅い箱に、3〜4cm間隔に条まきをします。1週間ぐらいで発芽してきますから、本葉2〜3枚になった時、9cm間隔に移植をします。タネをまいて1ヵ月ぐらいで30〜40cm間隔に植えつけると、6月から開花します。普通のつくり方だと、ほとんど手もかからず、上手に立派な花が咲かせられ、長く楽しめます。
花壇は、日当たりがよくて湿度が多過ぎない場所が理想的です。用土は性質が丈夫なので、あまり土は選びません。肥料は過肥にならぬよう注意しましょう。殊にチッソが多過ぎたり、多湿であると茎葉ばかりが茂り過ぎて花が少なくなります。

遅まきの作り方
6月下旬にタネをまき、9月中旬から咲きはじめ、霜が降りるまで観賞できます。しかし、遅まきにした場合、タネまきが梅雨期に当たりますから、タネまき後は強い雨にうたれないようにし、また幼苗のころが高温時であるため、立ち枯れ病が発生しやすいので注意してください。
遅まきしたものは、開花期が長く、株の型がくずれずに、しかも花の色が鮮やかになるのが特徴です。
 

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マリーゴールド アフリカン種
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