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1〜2年生草花 |
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カーネーション |
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まく時期:9月、寒地は4月中旬〜5月中旬 |
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開花期:6〜7月(秋まき) 6〜9月(春まき) |
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花の色:赤、桃、白、黄、絞り |
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用途:花壇、切花、鉢植え |
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耐寒性:強い |
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タネから作るカーネーションで、ヨーロッパの原産です。生育は早く、半年足らずで咲くし、寒さにも丈夫で関東地方では十分露地で越冬します。上手に作ると温室のカーネーションに劣らない、香りのよい切花が得られます。
●タネまき
タネは箱まきか苗床まきにします。土はよくくだいて平らにならし、5cm間隔に浅いまき溝を作ってタネを1cm間隔に落として、わずかに土をかけてやります。
●移植と植え付け
1週間ほどで発芽しますから、本葉が2枚開いたころ、6cm間隔に移植し、さらに本葉が6〜7枚になったら植え付けてやります。畑は有機物に富み、よく肥えた土がよろしい。排水のよい、やや乾燥気味の畑の方が茎がしっかりとできます。石灰質を好むので1平方メートル当たり、石灰100g、化成肥料100gをふってよくまぜ合わせ、30cm間隔に植え付けます。
●手入れ
植え付けてから月1回程度、薄い液肥を施します。株は自然にわき芽をたくさん出して分枝してきますが、茎が長くのびて蕾が出てきたら、倒れやすいので針金で株を囲うようにささえてやると理想的です。立派な切花を得るには茎の頂端の蕾1個を残して、側枝の蕾は全部取り除くのですが、花壇で賑やかに咲かせるには側枝も放任して開花させる方がよろしい。花茎の中程から出る腋芽が5〜6cmに伸びたころ、かきとって、そのまま砂挿ししてもおもしろい。
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