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1〜2年生草花 |
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矢車草(ヤグルマソウ) |
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まく時期:9月中旬〜下旬 |
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開花期:3〜5月下旬 |
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花の色:青、紫、赤、桃、白色、絞り |
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用途:切花、花壇 |
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耐寒性:強い |
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こいのぼりのさおのさきにつく“矢車"に花の形が似ている所からこの名前がつけられた矢車草(ヤグルマソウ)はヨーロッパ原産で、日本には明治時代に渡来し花壇や切花用の草花として栽培されてきました。色彩豊かで、草勢も強く大株で、茎を数十本伸ばし、先端に6〜8cmの花を1輪ずつつけます。
●タネまき
切花用に作るタネまきは、9月中下旬に苗床へ、条まきにします。そして本葉が2〜3枚になったころを見はからって、9cm間隔に植え付けます。花壇用の矮性系矢車草は、9月上旬にタネをまいて、1回移植してから、10月中旬に15cm間隔に植え付けます。また、幼苗時に立ち枯れ病が出やすいので、オーソサイドの500倍液を潅注して防ぎます。
●手入れ
冬期間、関東以西では霜除けの必要はないですが、株間にモミガラを敷いて越冬させます。特に冬季は、乾かさないように、水やりに注意してください。
矢車草は、本来長日性の草花ですが、現在の寒咲き系統は短日でも開花するので、早まきにすれば、暖地ならば12月から開花します。普通まきのものは、3月ごろから咲きはじめます。矮性種は、これより遅く4月下旬ごろに開花しはじめます。
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