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アスター
ネネシリーズ
Callistephus chinensis

周年出荷が可能なアレンジアスター。極小輪一重咲き。



中生系の極小輪一重咲きで、洋風アレンジ用に使いやすい。
草丈が確保しやすく、茎がかたい。
周年出荷体制が組める(電照栽培)。
花色は7色揃っており、幅広い用途が可能。



播種
288穴トレイを用いて播種します。立枯病を防ぐため、消毒済みの用土を使ってください(タキイたねまき培土など)。発芽適温は15〜20℃で4〜5日で発芽します。
育苗
過湿にならないように注意し、25℃以上にならないように注意します。約4週間で定植適期(本葉3〜4枚)の苗になります。
肥料
チッソ・リンサン・カリを成分量で各15〜20kg/10a、苦土石灰を20kg/10aをすきこんでおきます。
定植
12cm角の6条植えを基準とし、ノーピンチ栽培とします。
露地栽培では、連作地は避けて輪作体系(5〜6年)を組み、施設栽培では連作地は必ず土壌消毒を行います。土壌pHが低いと生育が悪くなり病害も多くなるので、pH6〜7の範囲に調整します。
栽培管理
アスターは相対的長日植物で、茎の伸長が誘起され開花しますが、花芽分化には短日条件の方が発芽発達がよく、開花も促進されます。
そこで、短日期の栽培では、15℃以上を確保し、草丈の確保のため電照を行います(期間は7月以降2月一杯の定植時期が目安で、16時間日長とする)。電照は、定植して本葉4枚までの頃に開始します。
電照打ち切りのタイミングは、蕾が色付く頃までを目安とします(電照は日没から夜9時までの延長か、夜中の3〜5時間の光中断電照でもよい)。
病害虫
立枯病が発生したら、すぐに株を抜き取り処分します。ボトリチス、ハモグリバエ、オンシツコナジラミ、ヨトウムシの害があるので予防的に薬散を行います。
出荷
3〜4輪開花した頃が採花の目安です。
※アスターを上手に発芽させるには、まずトレイに水を十分与えてから播種し、その上にうすく覆土して水を与え、その上に濡れた新聞紙をかけて、さらに白寒冷紗などをかぶせます。3日後に発芽し始めるので、4日間は水を与えずに、5日目に水を与えます。


※適期表はその地域の栽培の目安としてご利用ください。

※時期によってはネット通販に取り扱いのない場合があります。

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