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カンナ
トロピカルシリーズ
Canna generalis

春から夏のポット苗・鉢物出荷に!



矮性でコンパクト
適温下では播種後75日前後で開花が始まる早生種で、鉢栽培では40cm前後、花壇植えでは45〜50cmから咲き始めます。葉の上に突き出して咲くので、花がよく目立ちます。
初夏からの花壇材料に最適
暑さに強いので、初夏からの花壇材料に最適です。開花後も株元から新しい芽を伸ばし、次々と開花しますので、晩秋まで長期間にわたって楽しめます。
実生系品種
従来のものと違い種子から育てるため、根が腐りにくく水中での栽培も可能です。
6色の色別で供給
ブロンズスカーレット、レッド、ローズ、コーラル、イエロー、ホワイトの6色があります。



作型
2月播種で5〜6月出荷、5月上旬播種で8〜9月出荷と、長期間にわたる栽培が可能です。
播種
よく消毒した用土(タキイたねまき培土など)を準備します。やや肥効のある用土を用いるほうが、発芽は安定します。発芽適温は20〜25℃と高めです。種子の大きさはダイズ程度と大きいので、128穴のセルトレイを用います。発芽の際に根が地表に持ち上がり乾燥することがありますので、種子が完全に隠れるように覆土してください。適温下では7〜10日程度で発芽します。
育苗
発芽後の生育は旺盛で短期間で大きくなるので、水切れに注意します。また、苗の様子を見ながら、薄い液肥を与えます。育苗中は、生育を早め揃いをよくするためにも、20℃以上の高温で管理します。
ポット上げ
本葉2枚程度になったら、ポリポットに移植するか鉢上げします。用土は、ピートモスなど有機質に富み、元肥として緩効性肥料の入った通気性と保水性にすぐれたものが適します。もともと地下部に球根のできる植物なので、子葉が半分ほど隠れる程度にやや深めに植え付けます。コンパクトに栽培する場合は、ある程度根が回った後で仕上げ鉢に上げます。根が回りすぎると生育障害を起こすので注意しましょう。
栽培管理
生育初期から吸肥力が強いので、極端に水や肥料を切らさないようにして、生育に応じて追肥します。早期出荷を狙う場合、十分な日照が得られないと軟弱徒長しやすいので、間隔を十分に取り換気を図ります。
病害虫
アブラムシや、ヨトウムシに注意します。
出荷
鉢物で出荷する場合は、1番花が咲いた時が出荷の目安となります。ポットでラベル出荷する場合は、根が回りきらないうちに出荷します。

品種特性
品種名 晩早性 草丈
(cm)
花色 花径
(cm)
分枝性
トロピカル レッド 極早生、やや遅い

50

赤色 8
トロピカル ローズ 極早生、やや遅い 60 明桃色 13
トロピカル コーラル 極早生 70 濃橙色 13
トロピカル イエロー 極早生 60 黄色に淡い赤い斑 10
トロピカル ホワイト 極早生、やや遅い 65 乳白色に淡い赤い斑入り〜斑なし 10
トロピカル  ブロンズスカーレット 極早生、やや遅い 60 朱赤色 10


※適期表はその地域の栽培の目安としてご利用ください。

※時期によってはネット通販に取り扱いのない場合があります。