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2011.08.31
やさいの日(8月31日)記念
<タキイ種苗 2011年度 野菜と家庭菜園に関する調査>
野菜や家庭菜園に求めるもの、男女に差
女性は高齢層がアンチエイジング、若年層が美肌効果を野菜に期待!
男性は土から収穫する「ネギ」や「じゃがいも」「たまねぎ」を育てみたい!
「最も好きな野菜」「作ってみたい野菜」は3年連続『トマト』がNo.1に!
「最も嫌いな野菜」はゴーヤ!
「栄養価が高いと思う野菜」は昨年第2位の『ほうれん草』がNo.1に!
「野菜が似合う有名人」は今大人気の「AKB48」が」トップ
タキイ種苗は、8月31日の「やさいの日」を前に全国の20歳以上の男女600名(農業関連従事者除く)を対象に、「野菜」にまつわるイメージ評価や、野菜作り(家庭菜園/ベランダ菜園)の関心度、実践状況をインターネット調査しました。

最も好きな野菜は『トマト』、最も嫌いな野菜は『ゴーヤ』、栄養価が高い野菜は『ほうれん草』に

今回の調査では、3年連続『トマト』が「最も好きな野菜」の第1位に輝きました。その理由としては、「おいしいから」と答えた人が最も多く、次いで「食材として食べやすいから」「栄養があると思うから」という理由が上位にあがっています。また、「作ってみたい野菜」も『トマト』が第1位を獲得しています。『トマト』以外では、『じゃがいも』の人気が上昇し、「最も好きな野菜」の第2位に躍進しました。健康志向が高まる中で、「ふだんの生活の中であったらいいなと思う野菜」については56.8%で半数以上の人が「少ない量で、栄養がたくさんとれる野菜」を選んでいます。次いで回答を集めたのも「栄養豊富な野菜」で、栄養価の高い野菜を求める人が多いことが分かりました。
なお、「最も嫌いな野菜」はこちらも3年連続『ゴーヤ』が第1位になり、「栄養価が高いと思う野菜」は、『ほうれん草』が第1位で、昨年トップの『トマト』は第2位になりました。

「最も好きな野菜」「作ってみたい野菜」No.1の『トマト』イメージ
CFハウス桃太郎 桃太郎グランデ
CFハウス桃太郎 桃太郎グランデ
タキイネット通販(http://shop.takii.co.jp)において、夏野菜の種子・苗販売額でもやはり『トマト』が第1位を獲得しています(調査期間:2011年1月〜2011年5月31日)。

半数以上が家庭菜園の経験者
小さい子どもを持つ家族もしくは子育てを終えた家族で現在野菜を栽培している比率が高い

現在「家庭菜園」で野菜を作っている人、過去に経験した事がある人は53.4%と昨年同様半数以上の人が「家庭菜園」経験者であることが分かりました。中でも、子どもを持つ家族での家庭菜園率が高く、特に小さい子どもがいる家族か、子育てを終え社会人の子どもを持つ家族で、現在野菜を栽培している比率が高い結果となりました。
さらに、家庭菜園を始めた理由を聞いたところ、「自分で食べる」ことを目的に家庭菜園を行う人が52.8%と過半数を占めましたが、女性は男性に比べて「家計の節約」や「安心・安全」、「食育」を理由に家庭菜園を始める傾向にあることが分かりました。また、最近1年間にかかる費用を聞いたところ、最も多いのは「年に2000円〜3000円未満」(19.7%)、次いで、「年に1000円〜2000円未満」(17.5%)、「年に1000円未満」(16.6%)となり、「3000円未満」が半数以上を占めました。

家庭菜園をしない理由は“場所”の制約よりも“時間”の制約が多数を占める家庭菜園未経験者が作ってみたい野菜は『トマト』
男性は女性よりも土から収穫する『ネギ』や『じゃがいも』、『たまねぎ』の栽培に関心示す

「家庭菜園」をしていない理由は、「時間的な余裕がなくなったから」が34.7%で、昨年トップだった「家庭菜園を始めるための場所が確保できなくなったから」は34.0%で第2位に後退しました。「家庭菜園は手間がかかるから」は昨年から10.5ポイントも上昇し25.9%となりました。家庭菜園のネックは、野菜を栽培する場所から時間や手間がかかる点に変わってきていることが伺えます。
家庭菜園未経験者の作ってみたい野菜は、『トマト』(74.6%)、『きゅうり』(37.3%)、『なす』(32.1%)がトップ3となりました。これを男女別に見ると、女性より男性の方が作りたいと多く回答した野菜は、『ネギ』や『じゃがいも』『たまねぎ』など土から収穫するものでした。男性は女性よりも土いじりに高い関心を持っていると推察されます。

87.3%が野菜の摂取を重視するも摂取できている人は2割以上減の61.3%
47.4%が野菜を十分摂取できていないことに問題であると感じ、食生活を変えたい意向を持つ

野菜を普段の食生活に取り入れることを重視している人は87.3%と大部分を占めました。一方で、普段の食生活の中で野菜を十分に取り入れていると思っている人は61.3%と、野菜の摂取が重要と思いながらも、十分に摂取できていないと感じている人は2割以上いることがわかりました。この傾向は、男女ともに20代の若い世代で高く、野菜離れの顕在化が浮き彫りとなりました。
野菜を十分に摂取していないことについて、問題であると感じ食生活を変えたいとする人は39.2%と4割近くに達しました。逆に、半数以上は野菜不足の食生活を変える必要性を感じていないことも明らかになりました。

野菜から栄養価を摂取したい理由は“健康になりたいから”
50代・60代以上の女性はアンチエイジング効果を野菜に期待

野菜から摂取したい栄養価は「食物繊維」が62.7%でトップでした。次いで、「ビタミンC」(53.7%)、「リコピン」(44.0%)と続いています。野菜から栄養価を摂取したい理由は、「健康になりたいから」(69.2%)、「体によいといわれているから」(58.3%)、「血液をサラサラにしたいから」(44.6%)がトップ3となりました。これを男女別、世代別に見てみると、男性は60代以上を除く世代で「健康になりたいから」がトップであったのに対し、女性は50代・60代以上で、「体によいといわれているから」、「血液をサラサラにしたいから」がトップとなりました。また、「老化を防ぎたい」も多くの回答を集めたことから、50代・60代以上の女性は野菜にアンチエイジングを求めていることがわかりました。一方、20代・30代女性では「肌をきれいにしたいから」が多くの回答を集めるなど、美肌効果を野菜に求めていることが伺える結果となりました。

野菜をイメージする芸能人はTVCMの影響から今大人気の「AKB48」がトップに
一緒に野菜を作りたい有名人は「TOKIO」がトップ
大人数で作りたいとの理由でグループに人気が集まる

なお、「野菜」からイメージする最も「野菜が似合う有名人」については、昨年は長谷川理恵さん、一昨年は高木美保さんでしたが、今年はアイドルグループのAKB48が20代〜30代の若者から高い支持を集めNo.1になりました。これに加え、野菜ジュースのTVCMに出演していることも大きく影響したものと思われます。また、「家庭菜園で一緒に野菜を育てたい有名人」では、昨年、一昨年とも高木美保さんでしたが、今年はTV番組の影響からTOKIOが第1位を獲得し、第3位にはAKB48が入り、大人数で野菜を作りたいとの理由でグループに人気が集まる結果となりました。
<調査サマリー>
【好きな野菜・嫌いな野菜】
好きな野菜は“トマト”がトップ。理由は味のおいしさから。“じゃがいも”が昨年から順位を上げて第2位に。
嫌いな野菜は“ゴーヤ”が第1位。理由はまずいから。
【家庭菜園の実態】
半数以上が家庭菜園経験者。そのうち28.9%が現在も家庭菜園を実施中。
子どもを持つ核家族での家庭菜園率が高く、特に幼児から小学生と社会人の子どものいる家庭では現在も家庭菜園を実施中。
【家庭菜園未経験者の意識】
家庭菜園をしない理由は“時間的な余裕がないから”。
作ってみたい野菜は“トマト”。男性は女性より土から収穫する“ネギ”や“じゃがいも”、“たまねぎ”の栽培に関心を示す傾向。
【野菜摂取の実態】
87.3%が野菜の摂取を重視するも、普段の食生活の中で摂取できていると回答した人は61.3%に
47.4%が野菜を十分摂取できていないことに問題であると感じ、食生活を変えたい意向をもつ
【野菜の栄養に対する意識】
野菜から摂取したい栄養価は第1位「食物繊維」が62.7%。第2位「ビタミンC」、第3位「リコピン」
野菜から栄養価を摂取したい理由は“健康になりたいから”。
50代・60代の女性はアンチエイジング、20代・30代の女性は美肌効果を野菜に期待
【震災後の野菜利用】
震災後野菜の選び方や利用が変わった人は30%。幼児から小学生の子どもがいる家庭で変わったと回答する人が多い
【野菜をイメージする有名人・野菜を一緒に作りたい有名人】
野菜をイメージする芸能人は若年層の支持を得て「AKB48」がトップに
一緒に野菜を作りたい有名人は「TOKIO」がトップ。大人数で作りたいとの理由でグループに人気が集まる

【タキイ種苗 野菜と家庭菜園に関する調査 調査概要】
調査期間 2011年7月29日(金)〜7月31日(日)
調査方法 インターネット調査
調査対象者 全国の20歳以上の男女
※農業関連従事者を除く
※各性別・年代毎に60サンプルを割付を実施
有効回答数 600サンプル
調査内容 ・好きな野菜・嫌いな野菜
・家庭菜園の経験
・家庭菜園を始めた理由
・あったらいいなと思う野菜
・栄養価が高い野菜
・「野菜」からイメージする・最も似合うタレント・有名人/
  家庭菜園で「一緒に野菜を育てたい」タレント・有名人
『野菜と家庭菜園に関する調査』に関する詳しい
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