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2015.02.26
全日本花卉種苗審査会(ビオラ・秋出しポット栽培の部)で『F1フローラルパワーピンクレモンリップ』が1等特別賞を受賞
平成26年11月12日(水)、奈良県農業研究開発センターにて第60回全日本花卉種苗審査会(ビオラ・秋出しポット栽培の部)が行われ『F1フローラルパワーピンクレモンリップ』が1等特別賞を受賞しました。

審査は、8月22日播種の9cmポット仕立てで、矮化剤処理無しのハウス栽培でおこなわれました。本年は夏から秋にかけての気候が穏やかに推移し全体的に作柄は良好で、適宜花摘みをおこなうなど管理状態もよく全品種が開花したハイレベルな審査会になりました。

そのような中、明るいピンク系のかわいらしい花色が審査員の目にとまり、こんもりとまとまりのよい草姿に加えポットを覆い尽くすほど花をたくさん咲かせた『F1フローラルパワーピンクレモンリップ』が1等特別賞を受賞しました。
『F1フローラルパワーピンクレモンリップ』 審査会の様子
『F1フローラルパワーピンクレモンリップ』 審査会の様子
全日本花卉種苗審査会(パンジー・ビオラ秋冬花壇の部)で小輪パンジー『TP-673』が1等特別賞を受賞
平成26年12月15日(月)には、神奈川県農業技術センターにて第60回全日本花卉種苗審査会(パンジー・ビオラ秋冬花壇の部)が行われ小輪パンジー『TP-673』が1等特別賞を受賞しました。

この審査会は、9月19日に各メーカーが納品したポット苗を圃場に定植しておこなわれました。前回のハウスとは異なり露地での栽培のため、10月に訪れた2回の台風の大雨や、数日ごとに5〜7℃も上下する寒暖差の激しい気温の影響など厳しい条件下での審査会となりました。

例年より厳しい栽培環境で生育不良や欠株が発生する系統がある中、上位入賞品種には多花性・株張り・揃い性といった特性に加え、生育の安定性も必要とされました。
小輪パンジー『TP-673』 審査会の様子
小輪パンジー『TP-673』 審査会の様子