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2015.10.30
60年前に誕生し、今もなお生産者に愛され、好評を得続ける“ヨーゲン”の魅力とは
微量要素入り葉面散布肥料 ヨーゲンがリニューアルします
タキイ種苗は、微量要素入り葉面散布肥料“ヨーゲン”シリーズの発売から60年を記念し、パッケージと商品名をリニューアルして全国の種苗店などで販売を開始します。

今回のリニューアルでは、今までの『ヨーゲン』シリーズの成分は、そのままでパッケージと商品名をわかりやすく、変更しています。草勢の回復を図る場合は、「ヨーゲン アクセル」(旧・ヨーゲン強力2号)、順調な生育を維持したい場合は「ヨーゲン キープ」(旧・ヨーゲンリッチ)、養分転流の促進を図る場合はチッソ成分なしの「ヨーゲン スロー」(旧・ヨーゲンハイパワー)と商品名を見るだけでその働きがわかるのが主なポイントです。

60年前の新発表記事
(弊社発行の「園芸新知識」)
ヨーゲンとは、チッソ・リン酸・カリを中心とする三要素の含有成分量が高い葉面散布肥料です。こだわりの原料を配合しており、特にリン酸は、精製リン酸を使用し、リン酸の葉面からの吸収が特によい葉面散布肥料です。植物は、基本的には根から栄養分を吸収しますが、溶液状態の栄養分を葉から吸収させる“葉面散布”は、土壌施用に比べて吸収率が高く、吸収速度も早く、速効的効果が期待できます。

60年前の弊社発行の「園芸新知識」の新発表記事では「『ヨーゲン』の語源は「葉源(はのもと)」から取つたもので、之を葉に撒布すると良く育つと云う意味であります。」と記しています。5カ月間にわたり、月々の作物を対象とした具体的な使用方法も例示し、全国の生産者への普及を図りました。

タキイ種苗は、主に野菜や花の品種改良を行っていますが、品種の能力を最大限に発揮するためにも肥料をはじめとする農業用資材も大切なアイテムと考えています。
多くの製品が開発された中で、半世紀以上を経た今でも生産者に愛される「ヨーゲン」は、信頼の証だと考えています。今後も、末永く多くの生産者に愛される農業用資材の開発を行ってまいります。
パッケージと商品名をリニューアルした「ヨーゲン」