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2016.08.10
<タキイ種苗 2016年度新品種> 遅まきしたら結球せずに収穫ができなかった!端境期を狙いたい!そんな方にオススメの年内最後の10月に定植可能な早春どり早生種 ハクサイ『ほまれの極み』を新発売

タキイ種苗は、2016年度の新品種として、低温結球性と晩抽性に優れ、秋の遅まき・遅植えが可能なハクサイ『ほまれの極み』を5月より発売中です。

中間・暖地で1〜2月冬どり作型といえば、90日タイプの中晩生種が栽培されています。しかし、2月後半〜3月に収穫しようとすると、耐寒性が強い90日タイプの品種でも凍・寒害を受け、球内抽苔も進み品質が低下してしまいます。その対策として遅まきすると、今度は低温結球性が不足して不結球となり、うまく育ちません。そこで、低温でも結球性に優れ、秋の遅まき、遅植えが可能な品種の開発を進めてきました。
今回新発売した『ほまれの極み』は、低温結球性・耐寒性・晩抽性に優れ、根こぶ病・べと病の複合耐病性を持ち、産地の端境期狙いや、まき直しの需要に応えられる早生種です。また、家庭菜園にもおすすめで不結球による失敗を避けるにはうってつけの品種です。

品種特性

① 一般暖地での秋の遅まき・遅植えが可能
生育旺盛で低温結球性に優れるので、秋の遅まき・遅植えが可能。秋雨前線による長雨や台風被害にあってからのまき直し・植え直しが狙えます。

② 耐寒性・晩抽性に優れる早生種
暖地での9月下旬〜10月上旬の適期まき栽培で耐寒性を発揮。また晩抽性に優れることで、寒傷みや芯伸びで品質低下しやすい早春に新鮮球が収穫できる。

③ 品質良好な豊産種
収穫球は尻張り・胴張りに優れたやや短めの砲弾形。寒傷みが少ない濃緑球は濃黄色の球内色と相まって品質良好。低温期に肥大した結球葉は肉厚で食味・加工歩留りともに優れる。

④ 根こぶ・べと病複合耐病性
根こぶ病耐病性とべと病耐病性を持ち、安心して作付できる。

 

ハクサイ『ほまれの極み』

【希望小売価格(税込)】
1袋(約150粒) 626円
1缶(5千粒) 14,148円(ペレット種子)

作型表
(記号説明:・・・播種、×・・・定植、・・・収穫期)