2017.10.05
タキイ種苗は、10月10日の「トマトの日」にちなんで、子どもから大人まで好きな野菜No.1*で、健康や美容効果に期待が集まるトマトについて、20〜60代の男女300名を対象に、「トマトに関する意識調査」を実施しました。
*2017年8月タキイ種苗調べ
今回の調査では、「トマトが好き」と回答した人は84.0%にのぼり、改めてその人気ぶりが証明される結果となりました。また、9割の人が「トマトは健康によいイメージがある」と回答し、約4割が「野菜(栄養)不足を感じて、まず食べるのがトマト」と回答するなど、トマトの“健康イメージ”はますます定着しているようです。
健康と美容効果が期待できるリコピンやシスリコピン、カロテンなどの成分が強化された機能性成分を多く含むトマトの摂取意向は約85%となり、健康・美容効果への期待が高まっているようです。トマトの美容効果については、「美容のためにトマトを摂取する」(31.7%)、「美容と健康に欠かせない野菜として思い浮かぶのは、トマト」(41.3%)など、前年度に比べて期待が高まっていることがわかりました。
84%が「トマト好き」!
機能性成分含量の多いトマトに熱視線!
「野菜(栄養)不足を感じている」は62.3%で、38.0%が「野菜(栄養)をとるにはまずトマトを食べる」と回答しました。
90%が「トマトは健康によい」イメージ。約5割が「美容と健康によく手軽にとれるトマトを毎日摂取したい」と回答。
「好きなトマト料理」第1位の「サラダ」と、「トマト料理と聞いてイメージする国」第3位にランクインした「日本」。和食のおいしいトマトの食べ方を、タキイのおすすめレシピでご紹介します。(3.トマトの食べ方 ≫)
トマトが好きか嫌いか聞いたところ、「好き」(54.3%)、「どちらかといえば好き」(29.7%)を合せると84.0%となり、「トマト好き」の割合は昨年度の80.3%から上昇しました。タキイ種苗の「野菜と家庭菜園に関する調査」(2017年8月)では、トマトが大人、子ども両方から「好きな野菜」のNo.1に選ばれたこともあり、トマトは国民的に一番人気のある野菜だということがわかりました。
■トマトは好きか嫌いか (N=300)
トマトが「好き」と回答した人に、その理由をたずねてみたところ、「おいしいから」(77.8%)と回答した人が最も多く、続いて「健康によいと思うから」(40.5%)、「リコピンが豊富だから」(36.5%)、「栄養があると思うから」(33.7%)がランクインしました。
トマトは「おいしさ」はもちろん、豊富な栄養素にも注目が集まり、健康面からも好まれているということがわかりました。
■トマトが好きな理由 (複数回答トップ5、N=252)
トマトの摂食頻度に関する質問では、72.3%*の人が「週に1回以上食べる」と回答しました。「毎日」(7.3%)、「ほぼ毎日」(13.3%)を合せると20.6%と、2割以上はほぼ毎日トマトを食べる習慣があるようです。
■トマトの摂食頻度 (N=300)
購入するトマトの選び方についての質問では、「価格」(63.0%)、「形・見た目」(50.0%)に次いで「味」(39.0%)が多い回答となりました。
■購入するトマトの選び方 (複数回答トップ5、N=300)
通常のトマトより、リコピンやシスリコピン、カロテンの含有量が多いトマトがあった場合、積極的に摂取したいと思うかを聞いてみたところ、「積極的に食べたい」と回答した人は84.7%*にのぼり、昨年度から2pt上昇し、健康志向や美容効果への期待がさらに高まっていることを感じさせる結果となりました。
■機能性成分含量の高いトマトの摂取意向
積極的に摂取したいと思うかについて (N=300)
タキイ種苗は、約20年前に野菜の色素に注目し、機能性成分を多く含み、なおかつ食味にすぐれた野菜の研究プロジェクトをスタートさせました。 2010年、「ファイトリッチ」シリーズと名付けられ7品種からスタートし、現在は17種類の商品(品種)があります(2017年7月現在)。
★詳しくはタキイ種苗「ファイトリッチ」特設ページへ ⇒ https://www.takii.co.jp/tsk/phytorich/
「ファイトリッチ」シリーズのトマト
■ご自身の健康や美容、トマトへのイメージとしてあてはまる項目について
「野菜(栄養)不足を感じている人」は62.3%*1と、昨年度調査から2pt微減しましたが、「野菜(栄養)不足を感じて、まず食べるのがトマト」と回答した人は約4割(38.0%*2)と、「野菜(栄養)をとるにはまずトマト」という認識も一定数あるようです。
「野菜不足を感じている人」以外の項目では、全ての質問項目において前年度より「あてはまる」「ややあてはまる」計の割合が上昇し、トマトの健康・美容効果への期待が高まっていることがわかる結果となりました。
健康面では、「トマトは健康によいイメージがある」と90.0%*1の人が回答し、前年度から5pt上昇しました。
また、トマトの美容効果への期待は全体的に高まっており、「美容のためにトマトを摂取するようになった」(31.7%*2)は6.4pt、「美容と健康に欠かせない野菜として思い浮かぶのは、トマト」(41.4%*3)は5.4pt、「美容と健康によく手軽にとれるトマトは毎日摂取したい」(49.0%*4)は2.3p、「美肌やシミ防止に、栄養素が豊富なトマトを摂取したい」(48.6%*5)は4.3ptと、それぞれ前年度より上昇しました。
「美肌やシミ防止に、栄養素が豊富なトマトを摂取したい」は、女性に限定してみると66.7%*6にのぼり、前年度より6pt上がっており、特に女性の間でトマトの「美容効果」への期待と摂取意向が高まっていることがわかりました。
■美肌やシミ防止に、栄養素が豊富なトマトを摂取したい ※女性のみ(N=150)
好きなトマト料理を聞いたところ、「サラダ」(76.3%)が圧倒的に多く、最も愛されていることがわかりました。2位「パスタ」(41.3%)、3位には「スープ」(24.3%)が続き、多様な料理でトマトを楽しんでいるようです。
「トマトをどのように食べるのが好きか」を聞いたところ、「生」(53.0%)、「生・加熱、両方」(28.7%)を合せると81.7%と多く、サラダが一番の人気料理だったことからも、日本では生でトマトを食べるのが好きな人が多いことがわかります。
●好きなトマト料理 <複数回答、トップ5(N=300)>
■トマトをどのように食べるのが好きかについて
材料(2人分)
ワン
ポイント
トマトの自然な甘みを感じられて、トマトだけでもしっかりとしたサラダになります。中身をふんわり崩して盛ると食べやすいです。
作り方
桃太郎トマトとは…
1985年に発表された初代「桃太郎」トマト。品種改良を重ね、完熟出荷を可能にすることにより、おいしいトマトを食卓に届けることができるようになりました。
これまでに31品種の「桃太郎」シリーズが誕生し、現在、22品種を全国販売しています。季節を問わず、日本中で美味しい「桃太郎」トマトが作られています。
★詳しくはタキイ種苗「桃太郎」特設ページへ ⇒ https://www.takii.co.jp/brand/momotaro.html
「トマト料理と聞いてどの国を思い浮かべますか」という問いでは、84.3%の人が「イタリア」と回答し、「イタリア=トマト」の強い イメージがわかりました。3位には「日本」(11.3%)がランクインし、和食のメニューでもトマトが親しまれていることが窺えます。
●「トマト料理」で思い浮かぶ国 <複数回答、トップ5(N=300)>
材料(大人4人分)
調味料
ワン
ポイント
最後のトマトはできるだけ形をくずさないように炒めましょう!
トマトを使うのでだしはいりません。牛丼がトマトでさっぱり食べられます。
作り方
タキイの食育活動「桃太郎トマトの学校」とは
タキイ種苗は、「食育」を進めるには、その前提となる「農育」、食の生産面にも焦点を当てた活動が必要だと考えます。食の原点である野菜のタネを取り扱う企業として、全国の小学校を対象に「桃太郎トマトの学校」を2013年から開催。現在まで12校で実施しました。「桃太郎トマト」のタネの開発から、生産者による栽培を経て青果が食卓に届けられていることを子どもたちに伝えています。さらに子どもたち自身が調理して食すことで、食の喜びと楽しみも伝えています。食べ物が届くまでには多くの人と時間が必要なことを感じ取り、食べ物に対する感謝の心を醸成することを大切に考えています。