調べる

コガネムシの仲間。成虫・幼虫が食害する。
成虫は体長４ミリ、体色は黄色で、背中に名前のとおり２本の黒い筋がある（写真1）。
幼虫は根を食べるが実害はない。

葉をかじって穴をあけるが、葉では実害はない。
莢をかじって傷をつけ、その部分が黒色になる（写真2の莢の上端付近、および写真3）。
病害と間違われるが、ルーペで見ると、かじられた跡があるので分かる。

スタークル顆粒水溶剤、アルバリン顆粒水溶剤、グレーシア乳剤、トレボン乳剤などを散布する。
家庭菜園では、外観さえ気にしなければ実害はないので、防除は不要である。

注．2003年の改正農薬取締法施行にともなって、豆類（未成熟）（さやいんげん、えだまめ、さやえんどう、実えんどう、未成熟そらまめ、未成熟ささげ、未成熟ふじまめなど）という作物群が登録対象として設定された。一方、いんげんまめ、だいず、えんどうまめ、そらまめ、豆類（種実）のみに登録されている薬剤はこれらの豆類（未成熟）には使用できなくなった。ここではえだまめまたは豆類（未成熟）に登録のある薬剤を示した。