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ダニやクモの仲間。成虫・幼虫が食害する。
成虫の体色はツヤのある乳白色、体長は１ミリ以下で非常に小さい（写真1）。
ネダニとロビンネダニが発生する。肉眼では区別できない。

根が食べられてなくなる（写真2）。
鱗茎部（地下の白い部分）を食べて褐色の傷を付ける（写真2）。また、中に潜り込んで食べる。
根が食べられるので、株の生育が止まる（写真3左）。

春〜秋に10回以上発生し、５〜７月に多い。
タマネギ・ニンニクなどのネギの仲間の野菜のほか、ユリ・スイセン・チューリップなどの球根にも発生する。

定植前にラグビーMC粒剤などを処理する。発生がみられたらグレーシア乳剤、アプロードフロアブルを株元に潅注する。
ネダニ類は苗や球根とともに畑に持ち込まれるので、ネギ・タマネギ・ユリ・チューリップなどの苗や球根を植えるときに、ネダニ類が発生していないかどうか確認する。

注．2003年の改正農薬取締法施行にともなって、登録作物がねぎ、わけぎ、あさつきの３作物に分離された。ここではねぎで登録のある薬剤を示した。