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成虫・幼虫が食害する。
成虫の体色はオレンジ色で、背中の翅が黒い筋のように見える。体長は１ミリで細長い。幼虫は黄色く細長いウジ虫のように見える。写真1の左の１匹は成虫、右の３匹は幼虫。

成虫・幼虫が葉脈沿いに発生して汁を吸い、その部分の色が白く抜けてテカテカと光り（写真2）、黒い小さなふんも見られる。
汁を吸われた部分は後に黄色・褐色に変化し、多発すると葉全体が褐色になる。病害やハダニ類の被害と間違いやすいが、ルーペで見ると葉に細長い虫がいることにより区別できる。

春から秋まで７〜８回発生する。雑草などから飛来し、７〜９月に多い。
キュウリ・ナス・キクなど、さまざまな野菜や花で発生する。

アファーム乳剤、グレーシア乳剤、プレオフロアブル、モベントフロアブル（いずれも登録はアザミウマ類）などを散布する。
育苗期後半〜定植時にモベントフロアブル、べリマークSC（いずれも登録はアザミウマ類）などを潅注処理する。