やさい症状診断(病気・害虫)

ナス 青枯病

ナス 青枯病
ナス 青枯病の菌泥

<症状>

茎に発症し株全体に影響する。日中、茎頂部がしおれ夜間に回復する症状が見られるが、やがて株全体がしおれて枯死する。病状の進んだ株では、茎の地際部を切断すると維管束に淡い褐変が見られ、切断した茎の一部を水につけると病原菌(菌泥)が白く糸を引いたように流出するので判別できる。5〜9月の高温時に発生し、隣接株へ伝播するため被害が大きい。

<発生のしくみ>

病原菌は土壌中の細菌で、根の傷口などから侵入し導管閉塞を起こし枯死させる。多くの植物に感染するが、作物に対して病原性が異なる系統がある。土壌中に残り感染を繰り返す。摘芯や中耕などの管理作業でも感染し、降雨などで伝播する。

発生カレンダー

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

<防除対策>

  • 耐病性台木を使った接ぎ木苗を使用する。
  • ハサミなどから伝染することがあるので、次亜塩素酸で器具消毒をする。
  • ナス科作物の連作を避ける。
  • 発病した畑は土壌消毒(太陽熱など)する。