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品種カタログ

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葉牡丹

プラチナケールBrassica oleracea

葉の表面のブルーム(白いワックス成分)がなく、光沢とメタリックな質感を持った葉牡丹「プラチナケール」。
その照葉が生み出す高級感が葉牡丹から新たな可能性を引き出す。

  • 発芽適温20〜25℃
  • 生育温度5〜25℃
  • 発芽日数5〜7日
  • 播種量/1a5,000〜6,500粒(ルシール系切花栽培)

矮性種

F1クリスタル系
品番 品種 特長
FHB757 F1クリスタル レッド 着色部は明瞭な濃紅色で外葉の暗緑色とよく馴染む。クリスタルワインより足が短くコンパクトな草姿。
FHB758 F1クリスタル ピンク 着色部は淡桃色で中心に広く桃色を帯び、フレッシュな印象。クリスタル系の中でも葉数多くコンパクト。
FHB756 F1クリスタル バニラ 着色部は白色で中心に淡桃色を帯びる。外葉の明緑色と相まってフレッシュな印象。クリスタルワインよりコンパクトな草姿。
FHB755 F1クリスタル ワイン 着色部は紅色で外葉の濃緑色と明瞭なコントラストをなす。 グロッシーに比べ足元が伸びやすく葉枚数はやや少なめ。
  • F1クリスタル レッド
  • F1クリスタル ピンク
  • F1クリスタル バニラ
  • F1クリスタル ワイン
その他
品番 品種 特長
FHB751 F1グロッシーレッド
登録品種(品種名:TB556)
F1初の矮性照葉品種。中心の着色部は紅色で外葉とのコントラストが鮮やかで美しい。葉の形は、ちりめん葉と切葉の中間程度の縮み葉。ポット栽培に向き、寄せ植え材料として最適。大株作りにすると照葉がより鮮明になり単植でも存在感が増す。外葉の緑色は株の状態や栽培条件により緑〜暗濃緑と色幅が出ることがある。
作型
  • F1グロッシーレッド

高性種

F1ルシール系
品番 品種 特長
FHB712 F1ルシール バニラ
登録品種(品種名:TB525)
着色部の白色と緑葉のコントラストが美しい。立性で葉枚数が多い。白色の素材としてだけでなく、輝きのある緑の花材としてもおすすめ。
草丈は約70cm。
FHB711 F1ルシール ワイン
登録品種(品種名:TB524)
着色部は落ち着いた紅色。葉は小葉で葉数は多い。葉はやや開帳で着色部が広く見える。着色は早く、ウインターチェリーと同程度。
草丈は65〜70cm。
  • F1ルシール バニラ
  • F1ルシール ワイン

栽培上の注意点

基本的には従来の葉牡丹と同じ栽培だが、ブルームがなくなったことにより、環境・温度・肥料など栽培条件により影響されやすい。

●病害虫(コナガ、べと病など)が付きやすいので、早めの防除を心がける。

●従来種と比べ着色が早く、色戻りはしやすい。

●肥料が切れると葉のツヤが落ちるため、着色の1カ月前までは極端に肥料切れしないよう管理する。最低夜温が12〜13℃を下回るころから着色に向けた生育に入り、約1カ月後着色するが、色戻りを考慮し肥料は控え気味とし、必要な場合には短期間に肥効が切れる液肥などで追肥する。

●温度の影響を受けやすく暖かい環境では節間が伸張しやすくなる。ハウスで栽培する場合、着色へ生育が移った後は日中の温度が上がりすぎないようサイドを開け、換気に十分注意する。