調べる

栽培基礎講座

戻る


球根草花の知識 作り方のポイント 球根草花栽培一覧表


球根草花
スイセン
植えつけ:9月下旬〜10月下旬
開花期:3月下旬〜5月上旬
花の色:白、黄、複色
用途:切花、鉢植え、花壇
耐寒性:強い
イギリスを中心に品種改良が進み、各国合わせて約4,000種におよんでいます。ラッパスイセン、大盃スイセン、房咲きスイセンが切り花にむき、鉢植えには小盃八重咲きスイセン、口紅スイセンなどがよいでしょう。水はけのよい庭土でありさえすればつくることができ、毎年植えかえなくても開花します。

つくり方
ラッパスイセン、大盃スイセンの植えつけ間隔は20cm、房咲きスイセン、そのほかの種類は10〜15cmで、深さは10cmとします。油粕や未熟堆肥の使用は控え、有機質肥や化成肥料を少量与えるか、マグアンプKを1平方メートルにつき400g与え、よく土と混ぜてから植えます。覆土が浅すぎると小球がたくさんできて、逆に開花しなくなります。掘り上げは葉が枯れ上がり、黄変が3分の1まで進んだときに行ない、日陰の通風のよいところにつるします。掘り上げ直後に乾かさないと腐敗しやすいです。

窓辺に鉢植えのスイセンを
7月から8月ごろに球根を掘り上げて、適当な小鉢に密植し、そのまま10月ごろまで鉢ごと地に埋めておき、霜のおりるころから、暖かい部屋かフレームに移せば、まだ寒い2月に咲き出します。
また7月から8月ごろに掘った球根を、乾き気味の砂のなかに貯蔵しておき、10月ごろに鉢植えするか、あるいはミズゴケで皿やコップなどに植えてみるのも楽しいものです。
 
一覧に戻る