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 | 球根草花 |   |   
   | リコリス |   
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 | ◆ | 植えつけ:7月中旬〜8月下旬 |   
 | ◆ | 開花期:8〜9月下旬 |   
 | ◆ | 花の色:桃、黄、白、赤色 |   
 | ◆ | 用途:花壇、切花、鉢植え |   
 | ◆ | 耐寒性:強い |   
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 リコリスはヒガンバナの仲間です。日本および中国の原産です。秋の彼岸ごろに咲く真赤に彩る姿は西洋花に劣らぬ美しさですが、わが国では有毒植物というイメージから栽培は敬遠されています。 
  
●種類 
 花壇用にはスカミゲラー(桃色、8月咲き)とオーレア(黄色9月咲き)がよいです。そのほかにアルピフローラ(白花、9月咲き)、中国産のスプレンゲリー(紫桃色)があります。これらのリコリスは、欧米では人気があり、その名も台風のくるころ咲くので、ハリケーン・リリーとか、葉を着けずに咲くのでマジック・リリーとも呼んでいます。 
  
●植えつけ 
 葉のない7〜8月か、花がすんですぐ掘り上げて植えます。性質は強く、所は選びませんが、腐植質に富んだやや湿り気の所がよいです。冬から春の間よく日の当たる所であれば最適です。 
  
●手入れ  肥料は花のあとと葉の出そろった3〜4月ごろに各1回施します。病虫害もほとんどなくつくりやすい花ですが、開花の時葉がなく、他の草花が繁茂しない冬に葉を広げますので、植え場所は考えて植えることです。そして数年間は植え放しでよく、誤った時期に移植すると1〜2年花を着けないことがあります。  
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