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栽培基礎講座

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宿根草花の知識 作り方のポイント


宿根草花
オダマキ
開花期:4月下旬〜5月
花の色:紫・白(黄・桃・赤・青)
観 賞:庭・花壇・鉢植え
性 質:寒さに強く、やせ地に育つ
草 姿:直立。30〜50cm(〜70cm)
植替え:タネをまいて苗を育てる
類 縁:キンポウゲ科。西洋オダマキ
原産地:日本北部高山(北半球)
 糸を巻きつけた小田巻きに似た花形から命名されたこの花は、形・色ともに人目をひきます。
 オダマキは日本産の高山植物ミヤマオダマキから育成され、形や色は同じですが、はるかに大型です。この他にも外来の西洋オダマキや、大形で真っ赤なカナダオダマキ、交配された園芸品が、様々に育てられています。
 いずれも丈夫で、ことに涼しい地方や高原などでは、種子がこぼれて苗が育っています。

タネまきと植え方
 親株にできた種子、販売されている種子のどちらも5〜6月にまけばよく芽生え、秋には苗が育って翌春は立派に咲くので、毎年のように種子を少しずつまいておけば、絶えることはありません。もちろん、春に売られる苗を買い求めてもよいのです。
 半日程度日光が当たり、水はけのよいロックガーデンのような場所が適地で、よく肥えた土地よりもやせ地が長もちします。時には種子がこぼれたのか、石垣のすき間にも生えて、よく育っている例もあるくらいです。

手入れ
 肥料は苗を育てる時、春の芽が伸びる時期に少し与える程度で十分でしょう。
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