調べる

栽培基礎講座

戻る


宿根草花の知識 作り方のポイント


宿根草花
クリスマスローズ
開花期:1月〜3月
花の色:白・緑紫色
観 賞:庭・鉢植え
性 質:寒さに強い。半日陰向き
草 姿:株立ち。20〜40cm
植替え:3〜5年目。鉢植えは隔年
類 縁:キンポウゲ科。レンテンローズ
原産地:ヨーロッパ中部〜西アジア
 クリスマスのころには開花するとしてこの名前がありますが、東京郊外の私の家では、1月下旬になると咲き始め、フクジュソウと同じくらいの時期です。この20年ほどの間に普及してきましたが、それ以前にはもっぱらハルザキクリスマスローズ(レンテンローズ)が育てられていました。早咲きの点でも姿からも、クリスマスローズの方が好ましく思います。このような早咲きの花は、鉢作りにして日だまりや窓辺に置くと早く咲き出し、寒さで傷まず長く楽しめます。

植え替えと植え方
 生長の遅い植物で、夏に木陰となる場所に植え、4〜5年はそのまま育てます。植え替えは秋か花後の3月で、3芽1株くらいに分けます。小さく分けると力がなくなり、育ちが悪くなります。鉢植えでは1〜2年毎に植え替えますが、株が育っていない時は分けずにそのまま植えます。6号鉢に1株を植えます。
 葉が常緑ですから、庭の下草として植えるとよく、根がよく張れば濃い緑でにぶい光沢を持つ葉を繰り出し、元気に育ちます。

手入れ
 植えさえすれば、特別な手入れは何もありません。暑さにはあまり強くないので、夏は鉢植えを日陰に移します。
一覧に戻る