調べる

栽培基礎講座

戻る


宿根草花の知識 作り方のポイント


宿根草花
バーベナ
開花期:温度があれば通年
花の色:赤・紫・白
観 賞:庭・花壇・鉢植え
性 質:強い。寒さにやや弱い
草 姿:横張り。分枝多い。10〜20cm
植替え:挿し芽で苗を育てる
類 縁:クマツヅラ科。ヒメビジョザクラ
原産地:南アメリカ
 最近の花壇や鉢の寄せ植えで使われるバーベナは、いくつもの小型のバーベナの原種を交雑して作られた園芸品種で、様々なタイプがあります。タネまきでは同じものが増やせないので、挿し芽によって苗が作られています。地面に接した茎から根を大ヒメビジョザクラ(バーベナ・テネラ)やペルビアなどは、枝を裂き割るようにして植えれば、増やすこともできます。立性の株立てとなるサンジャクバーベナや宿根バーベナは、3年目の春に株分けして育てます。

苗作りと植え方
 冬越しを考えて、9月下旬に挿し芽をします。10cmほどに枝先を切り花穂を取り除き、6cmポットに挿し木用土を詰めて挿し芽します。根付いたら薄めた液肥を与えて根を張らせ、6cmポットに培養土で植え替え、初秋のころまでにさらによく根を張らせ、窓辺などで冬越しさせます。
 春になればこれを苗として、花壇や花鉢に植え、どんどん育てればよいのです。

手入れ
 性質として枝分かれが多く、よく伸びて株が大きく広がるので、花が咲き終わる枝ごとに切り詰めると、枝分かれの多い花付きの多い株に育てられます。
一覧に戻る