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ハボタン プラチナケール
F1ルシールシリーズ
Brassica oleracea

今までになかった光沢とメタリックな質感の新タイプ葉牡丹



葉の表面のブルーム(白いワックス成分)がなく、今までになかった光沢とメタリックな質感を持った新しいタイプの葉牡丹「プラチナケール」。
その照葉が生みだす高級感が葉牡丹から新たな可能性を引き出します。
※照葉ハボタンの育成方法はタキイ種苗の特許です。

F1ルシールバニラ
(登録名:TB525)
葉が立性で葉枚数が多く、着色部の白色と緑葉のコントラストが美しい品種です。白色の素材としてだけでなく、輝きのある緑の花材としてもおすすめです。草丈は約80cm。

F1ルシールワイン
(登録名:TB524)
鮮明な発色で、外葉の緑色と着色部の赤色とのコントラストが明瞭です。色合いも落ち着きある色調で、クリスマスの飾りつけにも向く品種です。葉はやや開き気味で光沢のある着色部が広く見えます。



基本的には従来の葉牡丹と同じ栽培ですが、ブルームがなくなったことにより、環境・温度・肥料など栽培条件にやや影響されやすいので注意します。
ピンチ栽培
従来品種に比べ、ピンチ後の枝の発生が多く、ブーケ仕立てや1年物踊り栽培に適します。
播種期を前進することでバリエーションの幅も広がります。ピンチの時期は、本葉10枚の頃に4〜5枚本葉を残す程度に切り戻します。その後、生育を促すように肥培管理を行い、分枝と葉数を確保します。
病害虫(コナガ・べと病など)が付きやすいので、早めの防除を心がけます。
従来種と比べ着色が早く、色戻りはしやすい。
肥料が切れると葉のツヤが落ちるため、着色の1カ月前までは極端に肥料切れしないように管理します。最低夜温が12〜13℃を下回るころから着色に向けた生育に入り、約1カ月後着色しますが、色戻りを考慮して肥料は控え気味とし、必要な場合には短期間に肥料が切れる液肥などで追肥します。
温度の影響を受けやすく暖かい環境では節間が伸長しやすくなります。ハウスで栽培する場合、着色へ生育が移った後は日中の温度が上がりすぎないようサイドを開け、換気に十分注意します。

色抜けしたルシールワイン
ルシール系は従来種と比べ着色が早く、栽培環境の影響を受けやすいため、生育後半に色抜けしてしまうことがある。


※適作型はその地域の栽培の目安としてご利用ください。

※時期によってはネット通販に取り扱いのない場合があります。


※グリーン状態での普通種との葉色比較
(ルシールバニラと晴姿)
照葉ハボタンの育成方法に関する特許を取得
タキイ種苗は、葉面にワックス成分が実質的に分泌、付着されず葉面に光沢を持つハボタン品種の育成方法に関する特許を、取得しました。(特許第4256687号 発明の名称『新奇なハボタン品種の育成方法』)

プラチナケールとは?
タキイ種苗が長年培ってきたハボタンの育成技術を元に、今までにない光沢のある葉が特長の、まったく新しいハボタンの品種を開発しました。これらを従来のハボタンと区別するため、『ハボタン』ではなく『プラチナケール』と命名しました。